出版社内容情報
ルコッタの町で代筆屋を始めたエレンは、義理の息子ルネと共に温かな毎日を過ごしていた。そんな中、別荘にある大量の古書を訳して整理してほしいという依頼が舞い込み、ルネと一緒に住み込みで依頼を引き受けることにしたエレン。仕事を順調に進めていた二人は屋敷の外で昼食を楽しんでいたが、川縁で倒れている少女を見つける。話すことができず衰弱した様子の彼女はアレクサンドラといい、詳細な身元は分からなかったが、ルネとエレンの献身的な介抱によって徐々に元気を取り戻していった。彼女を助けてから1ヶ月が過ぎた頃、突然の訪問者に驚くエレンは、そこに見慣れた顔の人物が立っていることに気づくのだった――。
【目次】



