Ｓａｇａ Ｆｏｒｅｓｔ 未亡人エレンの幸せな人生〈１〉―今さら愛してると言われましても

マチバリ【著】/さらち よみ【画】

一二三書房（2025/08発売）

• サイズ 46判／ページ数 320p／高さ 19cm
• 商品コード 9784824204790
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

ドワイト男爵家の令嬢エレンは、厳格な祖母に容姿が似ているからという理由で両親に愛されず、家の仕事を手伝いながら使用人同然の生活を送っていた。
ある日「お前の結婚が決まった」と突然父に告げられ、親ほどに年の離れたアドレット伯爵家に追い出されるように嫁ぐことになったエレン。嫁ぎ先で女主人として振る舞うことを命じられた彼女は、伯爵家一人息子のアンドリューに反発され孤独を感じながらも、邸内の管理と息子の養育、事業の監査などを見事にやり遂げた。
だが伯爵亡き後、アンドリューが結婚するため自分を追い出そうとしているという噂を耳にし、ショックを受けた彼女は、何もかも捨てて自分の幸せを掴むため家を出ていくことを決意する――。


【目次】

内容説明

ドワイト男爵家の令嬢エレンは、厳格な祖母に容姿が似ているからという理由で両親に愛されず、家の仕事を手伝いながら使用人同然の生活を送っていた。ある日「お前の結婚が決まった」と突然父に告げられ、追い出されるように親ほどに年の離れたアドレット伯爵家に嫁ぐことになったエレン。嫁ぎ先で女主人として振る舞うことを命じられた彼女は、伯爵家一人息子のアンドリューに反発され孤独を感じながらも、邸内の管理と息子の養育、事業の監査などを見事にやり遂げた。だが伯爵亡き後、アンドリューが結婚するため自分を追い出そうとしているという噂を耳にし、ショックを受けた彼女は、何もかも捨てて自分の幸せを掴むため家を出ていくことを決意する―。第４回一二三書房Ｗｅｂ小説大賞銀賞。

著者等紹介

マチバリ［マチバリ］
２０２１年５月に作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[南雲仁]

なろうの短編が前説でしかなかったので続きが気になって買ったけど……、全体的にお話が弱い……。ルネがいる事でエレンが多少は救われるものの……、元息子も商人も王子も「ただの厄介事」に成り下がってて魅力がないどころか目障りだし……。エレンの身の上に同情はするものの、魅力に乏しいし……。１ってついてるけど、続巻出す余地あるかなあ、これ……。久々にハズレひいた気分です。

2025/08/17

[愛華]

なんか、ヒロインが見限ったヒーロー達の追いすがり物語も増えて来ましたね。最後までヒーロー達に靡かないやつ。自分にこれだけのことをしたのに今更あなた達のことなんて知らないって作品。根底は嫌なことをされた報いを受けて気分スッキリ爽快感を読ませたいんでしょうが、人の不幸を喜ばせる話ですよねつまり。それはそれでーかと思う。犯罪、それに近い悪いことの報いは受けるべきだけど、その不幸を楽しむってどうなのか。気分が良くないです。だから相手を悪者にしてるんでしょうが、その展開ありきのキャラ設定になってるので苦痛でした。

2025/08/12