新典社新書<br> 清少納言“受難”の近代―「新しい女」の季節に遭遇して

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新典社新書
清少納言“受難”の近代―「新しい女」の季節に遭遇して

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  • サイズ 新書判/ページ数 127p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784787961358
  • NDC分類 914.3
  • Cコード C0295

内容説明

「王朝の二大才媛」として、長いあいだ並び高く評価されてきた紫式部と清少納言。だが、大正デモクラシーの嵐が吹き荒れる近代、突如として清少納言ひとりのみが、不当な非難にさらされた。『青鞜』および、平塚らいてうが脚光を浴びる中でたち現れた「新しい女」というあり方、そして「新しい女」への苛烈な集中砲火。時代風潮ゆえに清少納言が遭遇した“受難”の季節を明らかにし、フェミニズム問題の行方を問いかける。

目次

1 序章―問題の在処へ(清紫並称;並称から優劣・褒貶へ;紫式部堕地獄論;清少納言零落説話;不敬の書―源氏物語の“受難”)
2 「新しい女」とは何か、その時代状況(『青鞜』の出現;「新しい女」の時代動向;『人形の家』のノラとその波動)
3 清少納言“受難”の季節(梅澤和軒著『清少納言と紫式部』;明治三十五年版から同四十五年版へ;時代風潮とそのうねり;「自分は新しい女である」)
4 沈静化とその後(その後の世の動向;清紫並称への回帰;底流にある清紫優劣論)
5 終章―問題の行方(フェミニズムのことなど;時代状況の内側;清紫問題のこれから)

著者等紹介

宮崎莊平[ミヤザキソウヘイ]
1933年長野県に生まれる。東京都立大学大学院博士課程修了。藤女子大学・新潟大学・國學院大學、各教授歴任。学位:博士(文学)。現職:新潟大学名誉教授・首都大学東京講師等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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