出版社内容情報
「へぁ?」 平凡な女子大生の紗良はいつもと同じように何の疑問もなく、家のドアを開けた。しかしそこは、見慣れた日常ではなく、殺風景な川べりで、みたこともない魔獣が跋扈する「異世界」だった。紗良に残されたのは「異世界マニュアル」と書かれた謎のノートだけ。マニュアルから学んだスキルを身に着け、火をおこし、魔獣を手懐ける紗良の異世界ライフがこうして始まる。
内容説明
「へぁ?」平凡な女子大生の紗良はいつもと同じように何の疑問もなく、家のドアを開けた。しかしそこは、見慣れた日常ではなく、殺風景な川べりで、みたこともない魔獣が跋扈する「異世界」だった。紗良に残されたのは「異世界マニュアル」と書かれた謎のノートだけ。なにをするのも自由というなら、私はここで暮らそう―。マニュアルから学んだスキルを身につけ、火をおこし、魔獣を手懐け、事件も、ざまあも起こらない、紗良の異世界ライフがこうして始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
6
表紙が可愛くて購入。挿絵も良い。 物語は外に出ようとしたら外が異世界だった話。タイトル通り、冒険せずマニュアルの助言で異世界生活を楽しむというのが一周回ってちょっと珍しいお話で面白い。異世界に来てしまった理由も、召喚された聖女に道連れにされたというのがこれまた珍しい。相手の悪意もさほど気にしない主人公の育ちの良さもまた珍しいという、ちょっと意外な感じの作品だった。 反面、ずっと現実のキャンプ日記みたいなノリで続くので話が無く、どういう結末になるのか予想がつかない。 続きが楽しみ。2025/05/29
はじめまこと
5
ナチュラル薄味お嬢様気質な浮世離れ女性主人公好き でも聖女様はもっと好き 最初ゆるゆるしてるけどそれなりにシビアな世界観が出てくるのスローライフらしくて良い 大自然の中で超自然的存在として生きるか人間の中で人間として生きるかの問いかけ2024/10/18
史
3
異世界転移モノ。一応スキル・ステータス制。とても育ちが良い主人公でありまして、巻き添えにされても穏やかに生きております。抜けてるともいう。一つの拠点でしぶとく生きていく中で、仲間を得たり良い人と出会えたり、とにかく穏やかで波乱のない感じです。だけど不思議と退屈はしないのは、やっぱり主人公の良さなんでしょうかね。悪くない。2025/03/25
niz001
2
とばっちりで連れてこられたイージーモードの異世界。楽しんだけど次巻はいいかな。2025/01/02
chie
1
異世界召喚物。召喚の理由が理不尽。いや基本的に召喚なんて理不尽り決まっているのだけれど、本人が必要とされたわけでもなく偶然の巻き添えでも無く、たんなる八つ当たりとは。2025/05/18
-
- 和書
- 分子分光学 放送大学教材
-
- 和書
- 魔王の憂鬱 新風舎文庫