内容説明
妖精の女王との壮絶な闘いに勝利して1年あまり、11歳になったティファニーは見習い魔女として奉公にでることになりました。生まれてはじめてチョークの大地をはなれ、広い世界へと足を踏み出したティファニーをそっと見守るのは、おなじみナック・マック・フィーグルズ。しかし、そこには怪しい影が…。
著者等紹介
プラチェット,テリー[プラチェット,テリー][Pratchett,Terry]
1948年、イングランド南部のビーコンズフィールド生まれ。新聞記者や原子力発電所の広報担当を経て、1987年以降は著作活動に専念。イギリスでは絶大な人気を誇るSFファンタジー作家。主な作品にカーネギー賞受賞作『天才ネコモーリスとその仲間たち』(あすなろ書房)など
冨永星[トミナガホシ]
京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業。国立国会図書館司書、イタリア大使館のイタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員などを経て、現在は翻訳者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マガタマ
2
「本当の魔女」とはどういうものか。ミストレスウェザー・ワックスの言葉はとても本質を突いていて怖いくらいだ。子どもに読ませて、じっくりの上にじっくり考えさせるべきである。2010/08/06
夏みかん
1
前作よりさらに面白いとの意見が多かったので読んでみたんだけど、本当に前作以上に面白かった。魔女達のあり方、化け物はイヴァーとの戦いの意外な決着。文句なしに面白かった。四部作らしいので、ちゃんと完結まで出して欲しいなあ。2023/12/13
Mazza
1
前作よりも面白い。2015/12/09
天然梅干
0
1作目があることを知らずに読んでしまったけれど、普通に楽しめました。女性読者にとっては、自分が主人公ティファニーになりきり、”頭が良く”感じられる作品だと思う。だけど、男性読者は主人公ティファニーに対して、どういう立場で読むんだろう。2015/05/08
Miki Shimizu
0
女の子ティファニーが活躍するお話。不思議でちょっとおもしろい。魔女ってなんだ?人間ってなんだ?っていう、深い話も出てくる。2014/01/24