出版社内容情報
「さすがだ。勇者よりも強いってのは本当らしいな」
クラスメイトとともに異世界に召喚された織田晶(おだあきら)。
クロウの母であるノアのスキルによって飛行艇を入手した晶は、ついに魔族領へ向けて出発した。
だがその空の旅路は決して平穏なものではなく、次々と襲い掛かる翼竜の群れ。
そして――
「俺はダリオン・シンク。勇者くんを殺すためにわざわざ来てあげたんだ」
魔族の登場で、甲板に吹きすさぶは死の暴風。
晶が全力でこれに対抗しようとしたその時、アメリアの体を通して“ある存在”が有無を言わさず命じるのだった。
「双方武器を納めよ。僕は争いを好まぬと言い伝えておいたはずだが?」
暗殺者の少年が神子の少女と最強を掴む異世界ファンタジー、第5巻!
【目次】