出版社内容情報
「ルーくん、ダンスを言い訳に使うのはもうやめよう?」星蘭の言葉で再びダンスと向き合う第3巻!
ダンスはもう取り戻した。
流斗は久しぶりのダンス大会に向けて練習をしながらも、いつも通り幼なじみたちに踊らされる毎日を送っていた。
乃羽とは季節外れのプール掃除でびしょ濡れになったり、星蘭とは遊園地デートではしゃいだりと。
そんな楽しい時間も束の間、星蘭が今まで目を背けていた自分たちの関係に一歩を踏み出す。
「ルーくん、ダンスを言い訳に使うのはもうやめよう?」
思い悩む流斗であったが、そんな彼の前にかつての憧れだった人物が現れて――。
何のためにダンスを踊るのか。
誰のためにダンスを踊るのか。
全ての答えをそこに届けるため、少年は星を目指して踊り出す。
さあ、あの星空へと踊り出せ――。
【目次】