出版社内容情報
「異質の才覚」が大森林を超幸福な領地に変える! ひねくれ領主の辺境開拓物語!
内容説明
大貴族の父と愛人の間に生まれた不義の子・ノエイン。家族や使用人から蔑まれ、ひねくれた性格に育った彼は軟禁生活の末に屋敷を追い出される。実家と縁を切る代わりにノエインが与えられたのは、王国辺境の飛び地と領主の座。しかし辺境は未開の大森林が広がるだけの土地で!?辺境を発展させて誰よりも幸福な領主になる―そう決意したノエインは開墾に着手。軟禁中に極めたゴーレム操作の魔法と、書物で得た高度な知識で荒れ地を耕して農業を始める…までは順調に進むが、肝心の領民は0人であった。さっそくノエインは領民集めを開始。その手法は尋常でなく―盗賊を懐柔して従士に登用!難民を丸め込み従順な労働力を獲得!商人の娘の心を誘導して財務担当へ引き抜き!…と、悪賢く領民を増やすが、当の領民たちはひたすら敬愛を捧げるばかり!?さらに辺境開発の優れた手腕が大商会や上級貴族からも注目されて―!?ひねくれ領主の辺境開拓物語、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大島ちかり
8
良い方に進んでる感じがするけど、なんか怖い。いい領主なのか精神がヤバいのか分からない。2023/04/23
dorimusi
5
2人で始める森の開拓。そこまでチートなスキルはないのでそこそこ苦労して開拓。それでも1年目で50人弱の村作るってすごいね。2024/04/30
史
4
タイトルとは違い前向きで野望に満ちている、それでいて謙虚さと大観を持っている。まあその姿勢は他所から見たらタイトルのような風に思えるのかもしれない。プロローグもプロローグであるが、それこそ導入だろう。悪くない。2024/05/07
菊地
2
共依存系主人公による内政系サクセスストーリー。 「性格が悪い」というよりは「歪んでいる」という感じでしたね。いいですね、好きです。2022/04/28