内容説明
戦争・原爆の苦しい体験から平安を求め続けた三太が、老人の孤独死など、福祉なき日本社会の問題点を鋭く指摘する。
目次
１ 自分の願いがくじかれた時の人間がどうなるか
２ 世相が変わった
３ 三太の生活
４ 三太の就職
５ 日本は福祉なき福祉社会になる
６ 高齢女性は姥捨山へ
７ 介護保険のヘルパーの質の悪さ
８ 三太が大学の先生になったのは？
９ 交通事故
著者等紹介
広田実［ヒロタミノル］
京都大学文学部心理学科卒。長崎へ学徒動員の時被爆。京都市児童相談所勤務。愛媛大学名誉教授
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