内容説明
書家は自分の追い求める姿を作品に投影して展覧会に出品し、おびただしい数の作品が制作されてきた。本書はこれらの作品の中から、二〇〇三年に発表された内容豊かで時代を語る注目すべき作品を大局的な見地に立って選別し、ここに永く記憶しなければならない作品を集めて論評を試み、作品の特性を詳細に論述したものである。
目次
現代書の巨匠(浅見錦龍;井茂圭洞 ほか)
現代書の旗手たち(赤江華城;明石聴涛 ほか)
気鋭作家(浅見満;稲葉竹苑 ほか)
2003物故作家(大溪洗耳・酒井子遠・佐藤青龍;讃岐泰泉・塩練心泉 ほか)