デウスの城

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デウスの城

  • 伊東 潤【著】
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  • 実業之日本社(2023/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 580p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408538457
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

関ヶ原の戦い、大坂の陣、
そして日本史上最大級の内戦・島原の乱。

幕府軍12万vs一揆軍3万7000
三人の若きキリシタン侍に待ち受ける試練。
信仰の自由を懸けた最後の戦いが始まる!

歴史小説の第一人者、新たなる代表作!

神とは。信仰とは。生きるとは。

天下分け目の関ヶ原の戦いに西軍で参陣した小西行長の小姓・彦九郎と善大夫、そして肥後の地で守りにつく佐平次。彼らは幼馴染みの若きキリシタン侍だった。敗れて主家を失った三人はそれぞれ全く別の道を歩むことに。やがて、激しい弾圧と苛政に苦しむ島原・天草の民が、奇跡を起こすという四郎という少年の下に起ち上がった。この地で、三人は立場を変え、敵同士となって再会を果たすことに――。魂震わせる大河巨篇!   

【目次】
第一章 生きてこそ
第二章 神はいずこに
第三章 武士と十字架
第四章 運命の変転
第五章 われらの祈りを聞き給え
第六章 讃美歌の海

内容説明

天下分け目の関ヶ原の戦いに西軍で参陣した小西行長の小姓・彦九郎と善大夫、そして肥後の地で守りにつく左平次。彼らは幼馴染の若きキリシタン侍だった。敗れて主家を失った三人はそれぞれ全く別の道を歩むことに。やがて、激しい弾圧と苛政に苦しむ島原・天草の民が、奇跡を起こす四郎という名の少年の下に起ち上がった。この地で、三人は立場を変え、敵同士となり再会を果たすことに―。魂震わせる大河巨篇!

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業後、外資系企業に長らく勤務後、経営コンサルタントを経て2007年、『武田家滅亡』でデビュー。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞を、『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

186
伊東 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者が天草の乱を描いた歴史大河巨篇、天草四郎時貞捏造説は史実に近いかも知れません。当時の仏教が権力に走り、大腐敗していたと言え、そんなにキリスト教&デウスは魅力的だったのでしょうか❓ 私は無神論者でいかなる宗教も一切信用していません(笑) https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-53845-72023/12/23

パトラッシュ

127
キリシタン大名小西行長に仕えた幼馴染の3人。主君が関ケ原で敗れた後、信仰を貫き宣教師となった彦九郎は天草四郎擁立に加わり、生きるため転宗した左平次は残忍な弾圧者と化し、崇伝に拾われ僧となった善大夫は人を救うための宗教を実践に奔走する。それぞれの信じる道を突き進むうちに九州のキリシタン弾圧は激化し、「なぜ人は神を信じるのか」との命題に苦しんだ末、島原の乱で再会した3人は戦いの最中にハライソを見い出す。死体と血まみれの原城で、強制された運命を拒み人の自由な心全てにデウスの城があると悟る瞬間は眩しいほど美しい。2023/12/11

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

85
(2024-5)【図書館本】関ヶ原の戦いで敗北した小西家の家臣である三人のキリシタン侍。徳川家の世となり、三人はそれぞれの道を進む。武士であることを貫く佐平次、キリシタンであることを貫く彦九郎、宗教に関係なく衆生を救うことを貫いた善次郎。日本史上最大の宗教戦争と言える島原の乱でその三人は再会し、それぞれの思いが錯綜する。本来人々の心を救うはずの宗教であるが、信仰を守るが為に多くの命が失われるという矛盾。私は例え「転んだ」としても善次郎の生き方が一番良いのではないかと感じた。読み応えのある一冊。★★★★2024/01/12

のぶのぶ

33
 一神教のキリスト教と仏教などとの融和は難しい。生活や取り立てなども苦しい中だと余計に救いを求めていく。ハライソに向けての殉教シーンは、とても悲しい。拷問のシーンは、もう恐ろしい。拷問の種類も多く、びっくり。天草四郎も今回は、信仰を守っていくために、象徴が欲しくて作り上げていくように描かれている。神の奇蹟が起こるわけもなく、沈黙していく。遠藤周作氏の小説もそうだった。救いなのは、命あってのとか、身の近くにある家族がハライソだと説くところ。だが、難しい。世界で起こっていることにも宗教が関わっているだろう。2023/11/26

Atsushi Kobayashi

24
いや、なかなかおもしろかったです。3名が別々の人生を歩んで再会するという流れは、普通ですが、その過程と信じるものの違いが良く表現されています。2024/01/19

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