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ぼくが映画ファンだった頃

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822815233
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

出版社内容情報

少年時代に見た1940?50年代の映画──監督論に俳優論、三谷幸喜やジェイムズ・ステュアートとの対談を収録した映画コラム集。

Welcome to WADALAND! 決定版映画コラム集!
少年時代に見た1940?50年代の映画─監督論に俳優論、作品論や、三谷幸喜やジェイムズ・ステュアートとの対談を収録。和田誠さんの楽しい映画コラム集です。

第1章 個人史の中の映画
     新橋の虹、極私的映画ポスター史……
第2章 雑学的映画ばなし
     視界の中のマザーグース、洋画と邦題……
第3章 この一本
    「翼よ! あれが巴里の灯だ」『椿三十郎』……
第4章 追 悼
     フレッド・アステア、ボブ・ホープ、ヒチコック……
第5章 対談二席
     三谷幸喜、ジェイムズ・ステュアート
第6章 監 督
     山中貞雄、黒澤明、市川崑

【著者紹介】
和田 誠
1936年大阪生まれ。多摩美術大学卒業。デザイナー、イラストレーター、エッセイスト、映画監督。デザイナーとしてはたばこ「ハイライト」のパッケージ・デザイン、イラストレーターとしては「週刊文春」の表紙、エッセイストとしては『お楽しみはこれからだ』などの映画に関わるエッセイで知られる。また、映画監督としては『麻雀放浪記』と『快盗ルビイ』で、それぞれ報知映画賞新人賞とブルーリボン賞を受賞した。そのほか、文藝春秋漫画賞、講談社出版文化賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞などの受賞歴がある。近著に『ほんの数行』(七つ森書館)など。

内容説明

あの頃はどこの町にも映画館があった。決定版映画コラム集。

目次

1 個人史の中の映画
2 雑学的映画ばなし
3 この一本
4 追悼
5 対談二席
6 監督

著者等紹介

和田誠[ワダマコト]
1936年大阪生まれ。多摩美術大学卒業。デザイナー、イラストレーター、エッセイスト、映画監督。デザイナーとしてはたばこ「ハイライト」のパッケージ・デサイン、イラストレーターとしては「週刊文章」の表紙、エッセイストとしては『お楽しみはこれからだ』などの映画に関わるエッセイで知られる。また、映画監督としては『麻雀放浪記』と『快盗ルビイ』で、それぞれ報知映画賞新人賞とブルーリボン賞を受賞した。そのほか、文藝春秋漫画賞、講談社出版文化賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞などの受賞歴がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりくに

22
すごい映画好きで、自分でも創ってるイラストレーターの文字通り「映画好きだった頃」の話。家の近所に3軒の映画館があって、「歩いて」観に行ったと。今では、3軒ともないと。当時は、ふらりと出かけて入ったと。小林信彦さんも、現在のシステムに、よく文句言ってる。当時観た映画のタイトルが、思い出と共に湯水のごとく出てくる。彼は「(映画)ポスターを描く人」になりたくて、美術学校に入ったと。その後、日活名画座のポスターをやってた人から、「描いてみる」と言われて、9年間も無償で描いたとのこと。その頃のポスター見てみたい。2017/10/13

tera。

21
豊富な知識と映画への愛情がぎゅぅっと詰まった一冊。生まれる前の事が殆どなので実はよく判らない事が多いのだけど、映画は大好きなのでどのエッセイも楽しめた。特に私も好きなビリー・ワイルダーとサミィ・ディヴィス・ジュニアについては、三谷幸喜氏との対談も含めて、かなり濃い内容で大満足。映画のオープニング、個人的には20世紀FOXが好きだなぁ。2015/06/05

むーむーさん

18
この映画見たいあの映画みたいと思い逐一タイトルを書き留めながら読んだ。2016/05/14

fwhd8325

16
和田さんの映画への愛情を素直に受け止めました。名画座でチャップリンの作品に出会ってから、映画の世界にのめり込みました。 少ない小遣いをやりくりしながら、ぴあを片手に名画座を回ったものでした。誰と言うことではなく、この作品は見ておいた方が良いよと、アドバイスをしてくれた方もたくさんいらっしゃいました。こんな凄い作品をリアルタイムで見ていたのかと嫉妬したことも数えきれません。だけど、映画はある意味で不変の魅力を放っているとも思っています。お楽しみは、まだまだなのでしょう。2015/05/21

うさうさありす

12
自他共認める映画オタクの私が言うのもなんですが、和田誠さんの映画愛溢れる一冊には頭が下がります。冒頭もう年だからと言われていますが全然大丈夫ですよ。今の映画界を支えているのはオールドファンだと言っても過言ではありません。本作には書かれている名作の中には私の大好きなジェームズ・スチュアートやビリー・ワイルダー監督作が多く嬉しい限りです。近年は午前十時の映画祭等でシネコンの大スクリーンでも往年の名画を観られる幸せと言ったらもう感動の一言に尽きます。本作でとりあげられた未見の映画は機会があれば観てみたいですね。2015/12/25

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