戦中と戦後の責任―徳富蘇峰と加藤完治の場合

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822814113
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0020

出版社内容情報

1931年に始まる15年間のアジア・太平洋戦争。いったい誰がその責任をとったのか。
 著者は、「積極的に戦争に賛同し国民の戦争推進への協力を鼓舞した」知識人のなかから、時代を代表するジャーナリスト・徳富蘇峰(1863-1957)と満州開拓の推進者・加藤完治(1884-1967)の2人に焦点を絞る。戦中に彼らがどんな主張を展開し、敗戦後、自らの責任についてどんな思いでいたのかを描き出す。
 ―現在も、日本の支配層は構造的な無責任を続けているのではないのか? と問いかける。

プロローグ

第1部 徳富蘇峰
  第1章 戦中篇『必勝國民讀本』
  第2章 戦後篇『勝利者の悲哀』

第2部 加藤完治
  第3章 戦中篇『日本農村教育』
  第4章 戦後篇『公道』

エピローグ

【著者紹介】
藤沢 俊昭
1946年茨城県生まれ。1970年埼玉大学卒業。元高校教員。現在は翻訳に携わる。

内容説明

戦中、彼らはどんな論調を展開し、敗戦後、どのような思いでいたのか。彼らの著書を通して調べてみたいと思ったのである。では、いったい戦争責任はだれにあるのか。

目次

第1部 徳富蘇峰(戦中篇―『必勝國民讀本』;戦後篇―『勝利者の悲哀』)
第2部 加藤完治(戦中篇―『日本農村教育』;戦後篇―「公道」)

著者等紹介

藤沢俊昭[フジサワトシアキ]
1946年茨城県生まれ。1970年埼玉大学卒業。元高校教員。現在、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品