シベリアに逝きし46300名を刻む―ソ連抑留死亡者名簿をつくる

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822809966
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0036

内容説明

ついに帰還できず、異国の丘に人知れず眠る、無名戦士の名前を掘り起こした、祈りと鎮魂の紙碑。一市井人が決意し、生涯を懸けて達成した、壮大な生と死の記録。吉川英治文化賞、日本自費出版文化賞大賞受賞。

目次

第1章 いま、なぜ抑留死亡者名簿か(シベリア抑留中死亡者名簿作成を発起;より正確な氏名表記を求めて;データベース作業で明らかになったこと)
第2章 シベリア抑留死亡者問題(シベリア抑留とその違法性;日ソ共同宣言と問題の長期化;東西冷戦の終結とグラスノスチ ほか)
第3章 シベリア抑留における大量死の実態(「サンガラドックの悲惨」考;シベリア抑留死亡者「37万人説」;第527労働大隊の「微細名簿」と平坂元中尉)

著者等紹介

村山常雄[ムラヤマツネオ]
1926(大正15)年新潟県生まれ。1943(昭和18)年満州国立ハルビン水産試験場勤務。45年現地入隊、敗戦によりソ連軍の捕虜となり4年間の強制労働に従事。49年帰国。その後教員となり、新潟県内8中学に勤務。1985(昭和60)年退職。1996(平成8)年、70歳の誕生日を期に《シベリア抑留中死亡者データベース》作成に着手。2005(平成17)年に自身のホームページに公開。2006(平成18)年度吉川英治文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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