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現代の“見えざる手”―19の闇

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822603281
  • NDC分類 304
  • Cコード C1030

内容説明

日本国民には主権などない。言論の自由・民主主義の“ようなもの”があれば国民は満足してしまう。19人のオピニオンリーダーが現代社会の闇を衝く!

目次

「共生経済」で作る新しい社会 2010・10 内橋克人
日本ジャーナリズム“最高峰”の「栄光と不安」 2009・01 若宮啓文
安倍首相の“駄々っ子議論”を読み解く 2015・08 木村草太
ニッポンの「貧困大国」化を止められるか 2010・10 堤未果
メディアが原発危機隠蔽!? 2011・05 M・ファクラー
国民の無力感と鳩山・菅の罪―政権交代 2014・05 山口二郎
鳩山辞任劇と原発事故―“永続敗戦”レジーム 2015・01 白井聡
デングにエボラ―機能しない厚労省 2014・11 木村盛世
真っ当なリベラル派による権力批判の目線 2013・07 斎藤貴男
原発を通して人間の存在を問う 2011・08 小出裕章
国民が知らない官僚低レベル 2011・07 古賀茂明
今こそ成長を求めない意識改革を―自己増殖が止まり資本主義は終焉 2015・05 水野和夫
朝日新聞は批判を許さず―自分で土俵を狭くする 2015・06 永栄潔
高齢化と生活費で下流老人になる!!―救貧から防貧へ 2015・10 藤田孝典
日経はFT買収で国際化なるか 2016・01 大塚將司
“ヒラメ裁判官”に見切り―司法批判展開 2016・03 瀬木比呂志
公の場で青くさい正論―ジャーナリズムの原則 2016・07 青木理
“規制の虜”が起こした人災―福島原発事故 2016・05 黒川清
アメリカがすがるワラ―安倍首相 2016・12 内田樹

著者等紹介

元木昌彦[モトキマサヒコ]
編集者。1945年生まれ。「週刊現代」や「フライデー」の編集長として権力批判の誌面づくりを貫いた。メディア規制の動きに反対の論陣を張る。2006年11月、講談社を退社。オーマイニュース元社長。上智大学、明治学院大学、大正大学などで講師。インターネット報道協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りゅうごん

2
原発、安倍政権、官僚、マスコミ等に関するインタビューを19名に実施した本。いろいろとうなずく内容が多く、今の日本を風刺した本。2020/01/27

どん

2
元木昌彦さんが19名の著名人にインタビューした内容。 いろいろな分野の方が登場され、一つのことを右と左から捉えた内容が一つの本になっているように感じた。 やや、体制批判的な論調とも感じるが、現代の見えざる手なのでそうなるだろう。 何人かの著書を読もうと思う。2018/03/31

サラダボウル

2
ジャーナリスト元木氏のインタビュー集。経済評論家の、内橋克人氏の紹介する、Think small first という言葉。小さき者、弱き者の利益から考えるというヨーロッパの基本概念なのかな。地域経済がきちんと循環するように。 自分の目で確かめ、事実を判断できるように。2017/12/08

Hiroki Nishizumi

2
とても興味深い人物達にインタビューしていることは良いのだが、なんだか取材しっぱなしの印象を受ける。各々の主張に興味を感じたらその著書を読みなさいということなんだろうけど、単行本としてはあまり良い出来とは思えない。次への読書案内として良かった。2017/09/15

犬養三千代

2
元木昌彦による19人の一癖も二癖もあふ人物へのインタビュー。 木村草太の「天皇のご発言」は内閣の助言と承認に基づいている。とのこと、そうだとすれば 内閣のやろうとしていることは矛盾に満ちているように思う。 山口二郎は民主党政権が崩壊してから 言論が謙虚になったように思う。 水野和夫の資本主義の終焉にいたる道筋は分かりやすく、著作も読みたい。2017/07/19

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