内容説明
ソ連邦崩壊は東アジアの不安定化を招く。エリツィン・ロシア大統領の本質は日和見主義だ。モラルを失ったロシア軍は暴走を始める。南樺太・北千島はロシア領ではない。エリツィンの行動パターンはゴルバチョフへの対抗意識を考えれば読み切れる。北方領土は20世紀末に返還される。など、これまでのロシア・極東政治の常識が次々と覆される。専門家だから語れるロシアの本質。
目次
第1章 激動するロシアの現在(内憂外患のロシアの現状;政治改革過程でのリーダーシップの役割;冷戦後の東アジアと韓国;アジアに対するロシアの安全保障)
第2章 北方領土返還への新思考(エリツィンの対外政策;サハリン州にとっての北方領土;エリツィン訪日延期と北方領土)
第3章 論文(内憂外患のロシア;政治改革過程でのリーダーシップの役割;冷戦後の東アジアと韓国;アジア太平洋地域に対するロシアの安全保障上の関心 ほか)
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