テクノロジー・バブル―なぜ「熱狂」が生まれるのか(生まれないのか)?

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テクノロジー・バブル―なぜ「熱狂」が生まれるのか(生まれないのか)?

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  • サイズ 46判/ページ数 372p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822288532
  • NDC分類 502
  • Cコード C0034

内容説明

航空機、ナイロン、ラジオ&テレビ、インシュリン、光ファイバー、インターネット―過去150年間の事例を徹底分析!新技術の登場にマーケットが沸き立ち、株価が一線を超える条件とは―。「次の動き」に備えるための必読書!

目次

序章
第1章 どの時期がバブルで、どの時期がバブルではないのか
第2章 不確実性とナラティブ
第3章 投資初心者とバイアス
第4章 どんな場合にバブルは起こらないのか
第5章 最近のバブルと今後のバブル
第6章 政策提言

著者等紹介

ゴールドファーブ,ブレント[ゴールドファーブ,ブレント] [Goldfarb,Brent]
メリーランド大学ロバート・H・スミス・スクール・オブ・ビジネスの准教授。専門は戦略とアントレプレナーシップ。ディングマン・センター・フォーアントレプレナーシップのアカデミック・ディレクターも兼ねる。スタンフォード大学博士課程(経済学)修了

カーシュ,デヴィッド・A.[カーシュ,デヴィッドA.] [Kirsch,David A.]
メリーランド大学ロバート・H・スミス・スクール・オブ・ビジネスの准教授。専門は戦略とアントレプレナーシップ。2003年に発表した電気自動車に関する論文(共著)で米国技術史学会IEEE Life Members Prizeを受賞。スタンフォード大学博士課程(歴史学)修了

渡部典子[ワタナベノリコ]
翻訳家。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Minamihama

7
① ストーリーが魅力的で粘着性がある事。 ② あまり明るくない領域のビジネスに関するストーリーである。 ③ 投資初心者がいて投資をしている。 ④ 投資できる専業企業が存在する。 ⑤ そのナラティブが将来の競争を無視している。 ⑥ ビジネスモデルが収れんせず、複数のストーリーが併存する。 ⑦ ナラティブのアクセラレーターが存在する。 ⑧ レバレッジをかける仲介業者が存在する。 2020/07/25

人生ゴルディアス

5
翻訳がひどい。校正いれてないよねこれ。ある段落の中で、それまでの話題と全く関係のない結論が示される段落が、わかる限りで二つあった。年代の記載が同じページ内で二か所100年間違えてるところがあったのはコピペか? 1920年代の5億ドルは今の50億円だそうだ。後、素晴らしい一文を本文から抜き出しておこう。「そこで大胆な宣言する代わりに、聴衆をうまく活用しながら、どこから信用取引の資金源についてもっとよく理解できたことだろう」(P253末) 本書を難しいと感じるとしたら、翻訳者の日本語が壊滅的なのが理由だろう。2020/11/09

NEBA

0
文庫で出たら人気が出るかもしれない本書。不確実性(収益等)、専業企業の存在、ナラティブ(物語)、投資初心者の4点からバブルが起こる。特にテックに関してはドットコム以降なんか不確実性とナラティブのオンパレードで、投資初心者が乗っかってしまう。本書で凄い理論的なものはないし「分かりません」ばかりだが、改めてテック企業そのものへの注視が必要だとよく分かる。2022/07/13

SQT

0
バブルを作り出す要素としてのナラティブ。行為遂行的とかのことばも出てきて社会学を勉強していた人としては読みやすい。6章に内容もまとまっている。ストーリー(単純明快、意外性、信頼性、感動的な、粘着性=長年の夢)、自分自身が使う技術か、投資初心者が多い時期か、専業企業があるか(多角化した企業の一部の事業なら熱狂されない)、競争がないと思われているか(価格下落により利益率が落ちることが見逃されているか)、ビジネスモデルが複数あるか(ラジオにおけるメーカー、放送会社などモデルが多い方がナラティブが作られやすい)、2021/05/26

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