• ポイントキャンペーン

アジャイルと規律―ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバランス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822281922
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

内容説明

従来型か?アジャイル開発か?方法論戦争に一石を投じ、迷えるエンジニアに両手法の長所をとりいれた現実解を提示。

目次

第1章 規律、俊敏性、それらにまつわる当惑
第2章 比較とホームグラウンド
第3章 とある一日
第4章 ホームグラウンドの拡大:二つの事例研究
第5章 リスクを用いて俊敏性と規律のバランスをとる
第6章 結論
付録(手法の比較;アジャイルソフトウエア開発宣言;能力成熟度モデル;バランスをとるためのツール;経験的な情報)

著者等紹介

ベーム,バリー[ベーム,バリー][Boehm,Barry]
これまでにDARPA情報科学技術局のディレクター、TRW社のチーフサイエンティストを歴任し、現在はTRW社ソフトウエア工学プロフェッサーならびに南カリフォルニア大学(USC)ソフトウエア工学センター所長を務める。1955年以来、ソフトウエア開発における俊敏性と規律のバランスのとり方について模索しており、COCOMO見積もりモデル、スパイラル開発プロセス、ソフトウエアマネジメントと要求引き出しにおけるセオリーW(win‐win)アプローチなどを世に問うことで、この分野に多大な貢献をしてきた

ターナー,リチャード[ターナー,リチャード][Turner,Richard]
ジョージ・ワシントン大学の工学マネジメントとシステム工学の研究教授。産官学における幅広いソフトウエア開発の経験とベストプラクティス礼賛への懐疑的視点をもって、バランスのとれたソフトウエア開発のアプローチを探っている。現在は、米国防総省の複雑な国防システムの開発プロジェクトにおいて、新しいソフトウエア技術の調査と導入の責任者を努めている。CMMIを策定したオリジナルメンバーの一員

河野正幸[コウノマサユキ]
ウルシステムズ株式会社プロジェクトオペレーション統括第1ユニットディレクター。1980年代後半からメインフレーム系の基幹情報システムの開発に携わる。1995年から1999年にかけてオブジェクト指向データベースを採用した製造業の生産管理システムの開発に従事し、オブジェクト指向の虜となる。2002年8月ウルシステムズ入社。製造業の顧客を中心にUMLを活用したビジネスモデリング、オブジェクト指向開発プロセスの策定と実践を支援する。現在はアジャイル手法を採用した開発プロジェクトに参加し、俊敏性と規律のバランスについて現場で模索している。「マネジャのためのUML入門」(日経コンピュータ2003年4月~9月連載)をはじめ雑誌への寄稿や講演活動も多数行う

原幹[ハラカン]
ウルシステムズ株式会社テクノロジ所属シニアコンサルタント。大手会計系コンサルティングファーム、独立系ITコンサルティング会社を経て、2001年2月より現職。製造・流通・情報サービス等のクライアントを対象として、主に業務改革を目的とするコンサルティングプロジェクトにビジネスコンサルタントとして幅広く従事。専門分野はビジネスプロセスリエンジニアリング(BPR)、業務分析、プロジェクトマネジメント支援、CIO支援、財務会計および管理会計全般

越智典子[オチノリコ]
1988年株式会社オージス総研入社。オブジェクト指向技術に携わった後、2001年、同社を退社。以後、フリーランスの翻訳者として活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Luo Yang

2
やり方は一つじゃない。そのことはアリスターコーバーンが『アジャイルソフトウェア開発』ではっきりと言っているし、およそ10年後にジョナサンラスマセンが『アジャイルサムライ』で繰り返しているのだけれど、そのあいだに書かれたこの本は「たしかにやり方は一つじゃない、でも、どうすれば?」に答えてくれます。たとえば、どうやってBDUFと「常に設計し続ける」とのバランスを取るのかということを教えてくれます。議論は全く古びていない、とはいえさすがにデータが軒並み10年以上前のものなので、改訂版が出てくれると嬉しい。2016/03/17

shunkichi

0
H図書館。必要なんで斜め読み。どっちかだけじゃ駄目、というある意味当たり前だよなあ。新しい情報も見なくては。2012/09/07

kuma-kichi

0
アジャイル手法と計画駆動型とのバランスについて 書いてあります。 アジャイル手法にも計画駆動型開発手法にもそれぞれ得意、不得意がある。 なので、プロジェクトの特徴をつかんで、うまくバランスをとってやれば成功する、 そんな感じです。 しかし、風呂敷を広げた割には、後半尻すぼみですね。 じゃあ、どういう風にバランスをとっていくのか、その肝心なところが書かれていない。 難しいのは分かるんですが。 付録に、それぞれのアジャイル手法の紹介がわりと親切に載っています。 2012/01/05

yk

0
ななめ読み。バランスが大切だってことですよね。一番最初にアジャイル、計画駆動型どちらにどのくらいの比率を置くのかを十分考えることが大切。2011/11/12

くーねる

0
まあこんなもんでしょ2010/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/67722
  • ご注意事項

最近チェックした商品