企業事例で理解するISO14001―2015年改訂対応

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企業事例で理解するISO14001―2015年改訂対応

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822279370
  • NDC分類 519.13
  • Cコード C0034

出版社内容情報

企業の環境対策に欠かせない環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001が
2015年9月に抜本的に改訂されました。
「戦略的な環境マネジメント」や「ライフサイクル思考」などの新しい視点が取り入れられます。

企業にとって取り組みが欠かせない7つのポイントを詳細に解説するとともに、
いちはやく改訂への対応を済ませている企業の先進事例から新規格への移行に
必要な具体的なノウハウを紹介します。

移行までの猶予期間は3年間。
今回の抜本改訂を経営基盤強化のチャンスに変えましょう。

≪主な内容≫

【第1章】 新ISO14001を理解する 吉田 敬史
【第2章】 ISO14001を活用せよ スペシャルリポート 日経エコロジー 取材班
【第3章】 活用事例 ケーススタディー 日経エコロジー 取材班
【資料編】 日経エコロジー 取材班

【第1章】 新ISO14001を理解する 吉田 敬史
 ISO14001が抜本改訂 攻めの環境マネジメントへ
 事業プロセスへの統合(1) 経営管理の中にEMSを位置付ける
 事業プロセスへの統合(2) 製造プロセスを分解し可視化
 経営者の責任の強化 トップに突きつけられる新たな要求
 組織の状況とリスク(1) 重要な課題やニーズを理解する
 組織の状況とリスク(2) 「脅威」と「機会」を洗い出す
 順守義務を満たす 確実な実行へ、随所に要求事項
 文書化した情報 電子化とともにEMSを進化
 環境パフォーマンスの改善 形式より結果重視になる
 ライフサイクルの視点 外部委託したプロセスも管理
 コミュニケーション 時代に合わせ厳しい要求事項に
 2015年改訂を生かすには 手順文化から脱却、プロセス重視に
 実践解説:事業プロセスとの統合 タートル図を使いこなす
 実践解説:経営者への要求事項の考え方 経営環境の変化に適切に対応
 実践解説:環境パフォーマンス ゴールを明確にし、進捗を評価
 実践解説:文書化した情報 「マニュアル不要」の真意は?

【第2章】 ISO14001を活用せよ スペシャルリポート 日経エコロジー 取材班
 20年目の大改訂 ISO14001を活用せよ
 9割の環境先進企業が移行へ 大改訂、ポイントは7つ
 ISO14001 日本代表エキスパートに聞く 「経営者の関与」と「結果」に重点 吉田 敬史氏 インタビュー
 7つの改訂チェックリスト 現状を知り、改善策を探ろう
 改訂1 戦略的な環境マネジメント 本業と環境を合致させる
 改訂2 リーダーシップ 高まる経営トップの関与
 改訂3 環境保護 敷地周辺から「より外」へ
 改訂4 環境パフォーマンス 改善テーマを全社で積み上げる
 改訂5 ライフサイクル思考 ホットスポットに対策打つ
 改訂6 コミュニケーション 第三者保証を使うのも手
 改訂7 文書類 「手順書作り」から脱却
 焦る審査登録機関 認証ビジネス存続の瀬戸際
 改訂ISO14001の使い方 経営基盤を強化するチェックツールとして使う

【第3章】 活用事例 ケーススタディー 日経エコロジー 取材班
 コニカミノルタ 経営目標と環境目標を一体化 
 パナホーム 環境マニュアルはもう必要ない
 富士ゼロックス 「統合」に見いだす勝機
 石坂産業 環境、品質、労働など7規格を統合
 日本品質保証機構(JQA) 審査方法はこう変わる

【資料編】 日経エコロジー 取材班
 先進企業は改訂にどう対応するか ~企業200社の回答から読み解く~
 先進企業のチェックリスト実践度

内容説明

ISO日本代表エキスパートが2015年改訂のポイント詳解。コニカミノルタ、パナホーム、富士ゼロックス、石坂産業の事例で学ぶ。環境マネジメントシステムの生かし方。

目次

第1章 新ISO14001を理解する(ISO14001が抜本改訂―攻めの環境マネジメントへ;事業プロセスへの統合(1)―経営管理の中にEMSを位置付ける
事業プロセスへの統合(2)―製造プロセスを分解し可視化 ほか)
第2章 ISO14001を活用せよ(20年目の大改訂―ISO14001を活用せよ;9割の環境先進企業が移行へ―大改訂、ポイントは7つ;ISO14001日本代表エキスパートに聞く―「経営者の関与」と「結果」に重点 吉田敬史氏インタビュー ほか)
第3章 活用事例(コニカミノルタ―経営目標と環境目標を一体化;パナホーム―環境マニュアルはもう必要ない;富士ゼロックス―「統合」に見いだす勝機 ほか)
資料編

著者等紹介

吉田敬史[ヨシダタカシ]
合同会社グリーンフューチャーズ代表。1972年東京大学工学部電気工学科卒業、三菱電機入社。同社環境推進本部本部長を経て、2006年グリーンフューチャーズ設立。ISO/TC207/SC1(環境マネジメントシステム)の日本代表委員、同国内委員会委員長の他、品質マネジメントシステム規格国内委員会(ISO/TC176対応国内委員会)の委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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氷柱

4
954作目。4月10日から。後半に近づくにつれて力が入って来る。前半ではISOの本来の在り方について説かれ、後半ではISOの理想的な取り組みが展開される。どのようにしてこのとっつきにくい決まりに取り組んで行くかというプロセスには学ばせてもらうものがある。遠回りこそ近道であることの一例を読み取ることができる。それはそれとしてISOを取得し、その体勢を継続することは今後間違いなく重要な意味を持つので、今のうちにこのような概念は押さえておくべきである。2023/04/12

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