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目次
私たちの歴史
気仙沼のこと
第1章 3.11前夜
第2章 斉吉商店の娘に生まれて
第3章 そしてあの日が来た
第4章 震災が教えてくれたこと
私が大切にしている10の言葉
著者等紹介
斉藤和枝[サイトウカズエ]
昭和36年宮城県気仙沼市生まれ。昭和25年に廻船業として創業した「斉吉商店」の長女として生を受け、現在は専務取締役。社長である夫と3代目斉吉商店を営む。十数年前より地元でとれる食材を使った水産加工品の製造・販売を開始。食材の鮮度と無添加であることにこだわり、主力商品の「金のさんま」と「気仙沼さんま笹寿司」で2度の大日本水産会会長賞を受賞。平成23(2011)年3月11日に起きた東日本大震災で、工場、自宅兼本社、支店が全壊。再起を誓い自社製品を復活させようとするバイタリティは、テレビ東京「ガイアの夜明け」始め、多くのメディアに取り上げられた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちぃ
8
気仙沼市で魚問屋を営む3代目おかみの震災の前と後。仕事に真摯に向かう姿は学ぶところが多い。そして、従業員や取引先とのつながり、絆の強さ。気力というか胆力、なのだろうな。真似したくてもできない。2019/03/26
Koji Takahashi
2
気仙沼って地名ぐらいしかしらなかった。 あの日以来、宮城県の海沿いの街で津波の影響を受けた街だとは分かったが、まだまだ知らない街だった。 日本でも有数の漁港である魚問屋の3代目から元気がもらえる本。 人が大事であること。 背中を伸ばすこと。 変化することが大事なこと。 こだわりを捨てることも必要になることがあること。 物が人を豊かにするわけじゃないのですね。 人が人を豊かにするのですね。 2012/06/20
さんそまくら
2
ほろりと涙しました。読みながら気仙沼で握手させていただいたときの和枝さんの手を何度も思い出しました。あったかい会社だな。商売することって素敵だな。と思いました。応援してます!2012/04/05
arisaka
1
魚問屋の三代目。商売を総菜に方向転換し、試行錯誤を重ね、信頼を得、さてこれからという時に、津波がすべてを押し流した。そういう方が何千人いたのだろうと思うと無力感に打ちのめされてしまうが、それでも、更に良いものを作ろうとする姿勢には頭が下がる。自分のやるべきことがわかっている人の芯の強さは、すごいな。2012/10/07
ひろ☆
1
すごく苦労が伝わってくる。2012/08/21