最強のデータ分析組織―なぜ大阪ガスは成功したのか

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最強のデータ分析組織―なぜ大阪ガスは成功したのか

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822258917
  • NDC分類 575.34
  • Cコード C0033

内容説明

日本一有名な「データサイエンティスト」が知られざる分析組織の全貌を大公開。

目次

第1章 ビジネスアナリシスセンターの実像
第2章 四種類の「人の壁」を乗り越える
第3章 事業部門から信頼と予算を勝ち取る
第4章 分析組織は経営に必ず貢献できる
第5章 メンバーの幸福を勝ち取る
第6章 十八年かけて築いた三つの無形財産
第7章 分析組織のリーダーに求められるもの

著者等紹介

河本薫[カワモトカオル]
大阪ガス情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長。1989年、京都大学工学部数理工学科卒業。1991年、京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修了。1991年、大阪ガス入社。1998年、米ローレンスバークレー国立研究所でデータ分析に従事。2005年、大阪大学で博士号(工学)。2011年、社内のデータ分析専門組織「ビジネスアナリシスセンター」の所長に就任(現職)。2013年、日経情報ストラテジーが選出する「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」の初代受賞者に。2014年、神戸大学で博士号(経済学)。同年、大阪大学招聘教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

211
著者の講演を聞いた事もあるが、会社の組織の中でデータ分析する部門というのはどうしても軽視されがちだけど、組織的に動くことの大切さを知った。会社を変える分析の力から読んでいるが面白い。2020/04/26

ハッシー

91
★★★☆☆ 日本一有名なデータ分析組織の所長である著者が明かす、分析組織の全貌。社内で注目されていなかった無名のチームが、日本一のデータ分析組織に生まれ変わるまでの軌跡を振り返る。データの分析の紹介はあまりなく、人材育成も含めた組織論やリーダー論に多くのページを割いている。ほとんどの説明が3つの理由や手法で示されていて、論理的で分かりやすい。データ分析は業務改革やイノベーションを実現するための手段の1つに過ぎず、会社の事業に貢献してなんぼという考えに共感。著者の大阪ガス愛が感じられる本だった。2019/03/03

Kentaro

42
大阪ガスは、データ分析センターを本社に移したことで転機が生まれた。本社勤務になると、物理的にも心理的にも事業部門との距離が縮まったおかげで、情報通信部に席を移してからは事業部門との打ち合わせの回数が目に見えて増加した。さらに、本社にいると打ち合わせがなくても、エレベーターや食堂で事業部門の担当者と出くわす機会が増える。たまたま会うと思い出したかのように「相談したいことがあるから、あとで連絡するよ」と、新たなデータ分析の話に発展することも多くなる。物理的な距離の近さの大切さを身に染みて痛感したという。2020/02/24

あまつ

25
データ分析というだけで市民権を得ていない時代から泥臭く分析を行い、周囲から強い信頼を寄せられる組織まで育て上げた筆者。素晴らしい。現代の、AIのような手法を使う場合でも忘れてはいけないマインドが濃厚に描かれている。分析を持って会社で成果を出そうとする人はぜひ読むべきだと思わせてくれる本。2022/04/06

しゅわっち

22
題名とは裏腹に最小人数の組織の大企業でのあり方を説いた本に思いました。分析も高度化すると人間の勘と経験と同様なように言語化が難しくなるように感じました。それを採用してもらうには、相当の成功率しかないことも表しています。個人的には、データー分析がたとえうまくいっても、面白みを感じないのでないかと思いました。普段 何かあると原因等を考察し、対応するから面白みがあるように感じます。それをデータ分析で原因を見つけ、行動に移すのは、ただ単に頭を使わず作業してるようにも感じました。2021/05/15

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