医療4.0―第4次産業革命時代の医療~未来を描く30人の医師による2030年への展望

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医療4.0―第4次産業革命時代の医療~未来を描く30人の医師による2030年への展望

  • 加藤 浩晃【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822256104
  • NDC分類 498.021
  • Cコード C3047

出版社内容情報

遠隔医療、人工知能(AI)、VR、IoTなど??。注目のテクノロジーを題材に、医療の未来を読む。歴史的転換点「医療4.0」到来!
未来を描く医師30人による、2030年への展望

2030年の医療現場は、第4次産業革命で登場する人工知能(AI)やIoTなどの技術革新により、大きく変わります。こうしたテクノロジーが医療現場に導入されると、「医療4.0」が到来し、多角化、個別化、主体化が進んでいきます。テクノロジーを適切に活用し、医療現場の課題解決に結びつけるにはどうしたらよいか。未来を見据える医師30人の提案とともに、医療の未来を展望します。

<主な内容>
第1章 日本の医療における変化と課題
2030年の医療を予測する材料として、「人口動態」を中心に増え続ける社会保障費や医療提供の方向性について整理します。今後、急激な人口減少を経験し、日本各地で地域差を持って高齢化が進む日本で、現在予想されている医療の姿をあらためてまとめます。
第2章 医療とテクノロジーの現状と展望
第4次産業革命とは、IoT、AI、ビッグデータ、ロボティクスなどの新技術を活用することで、産業構造だけでなく、生活や人との関わり方まで含めた事柄が根本的に変わる大改革です。VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)、次世代移動通信5G、ブロックチェーンなどの新たな技術革新も合わせて、医療分野でのテクノロジー活用を俯瞰し、未来予測を提示します。
第3章 未来を描く医師30人の展望
医療現場の課題から、テクノロジーを用いた解決に取り組む医師30人とのインタビュー。第4次産業革命のテクノロジーが医療現場を変える可能性と、それぞれが描く2030年の医療の姿とは。
▼登場する医師30人
阿部 吉倫、五十嵐 健祐、石井 洋介、伊藤 涼、猪俣 武範、岩本 修一、小川 晋平、沖山 翔、菊池 亮、北城 雅照、近都 真侑、小橋 英長、小林 紀方、佐竹 晃太、柴田 綾子、白岡 亮平、園田 正樹、田中 由佳里、中西 智之、中山 俊、二宮 英樹、橋本 直也、原 聖吾、原 正彦、眞鍋 歩、明星 智洋、物部 真一郎、森 維久郎、吉永 和貴、吉村 健佑


第1章 日本の医療における変化と課題
第2章 医療とテクノロジーの現状と展望
第3章 未来を描く医師30人による展望
・AI問診を皮切りに、臨床現場の非中核業務を根絶する
  --Ubie株式会社共同代表、医師 阿部吉倫
・医療において変わりゆくものと変わらないもの
  --医療法人社団お茶会お茶の水循環器内科院長、循環器内科医 五十嵐健祐
・人工知能に代替されない医師の価値はコミュニケーションにあり
  --日本うんこ学会会長、医師・クリエイター 石井洋介
・一人ひとりの医療の自立のために必要なブロックチェーンという技術
  --MediBloc社alliance member、医師(内科・救急科) 伊藤 涼
・ハイブリッドメディシンの時代?医療のデジタルユビキティーへの変革
  --一般社団法人IoMT学会代表理事、順天堂大学医学部附属順天堂委員眼科助教 猪俣武範
・2030年は「病院が選ばれる時代」になる.
  --ハイズ株式会社人材戦略部長、総合診療医 岩本修一
・現場の常識や価値観を覆すソリューションを提供したい
  --AMI株式会社代表取締役、循環器内科医 小川晋平
・AI医療機器で他の医師が「匠の技」を活用できる未来を
  --アイリス株式会社代表取締役、救急医 沖山 翔
・患者の受診行動変容で、限りある医療資源の適性利用を目指す
  --メディサイド株式会社代表取締役、整形外科医 菊池 亮
・共感力の高い空間を病院や診療所内にデザインする
  --医療法人社団新潮会理事長、経営心理士、整形外科医 北城雅照
・少子高齢化はイノベーションを興すチャンス
  --千葉西総合病院産婦人科、ヤフー株式会社産業医 近都真侑
・スマートコンタクトレンズ、アプリ……新たな技術を理解し医療に貢献したい
  --慶応義塾大学眼科学教室特任講師 小橋英長
・治療成績が目覚ましく改善した脳血管疾患領域は予防にシフト
  --クアドリティクス株式会社代表取締役、脳神経外科医 小林紀方
・薬、手術に加えて「アプリ」を処方する未来の治療
  --株式会社キュア・アップ代表取締役、呼吸器内科医 佐竹晃太
・技術の活用で女性が働き続けるための支援と環境整備を
  --「ラッコの妊娠相談室」運営、淀川キリスト教病院産婦人科 柴田綾子
・診療所は教育拠点に変化し、医師は「高い人間力」が求められる
  --医療法人社団ナイズ理事長、メディカルフィットネスラボラトリー株式会社代表取締役、小児科医 白岡亮平
・テクノロジーを活用し、保育園から日本のヘルスケアを改革する
  --Connected Industries 株式会社代表取締役、産婦人科医 園田正樹
・臓器や診療科を超えた連携と「知の探求」が未来を創る
  --東北大学大学院医学系研究科行動医学助教、消化器内科医 田中由佳里
・医療の未来を支える遠隔医療
  --株式会社T-ICU代表取締役、集中治療医 中西智之
・2030年は新しいコミュニケーションの形が見える
  --アンター株式会社代表取締役、翠明会山王病院整形外科 中山 俊
・これからの医療を支える「地味なデータの整備」
  --株式会社トライディア データサイエンティスト、医師 二宮英樹
・家庭と小児科医をオンラインでつなぎ、子育てで誰も孤立しない社会へ
  --株式会社Kids Public 代表取締役、小児科医 橋本直也
・オンライン診療と医療データ事業で、医療をより患者に近づける
  --株式会社情報医療代表取締役、医師 原 聖吾
・セルフメディケーションの時代を意識して専門性を身に付ける
  --一般社団法人臨床研究学会代表理事、株式会社mediVR 代表取締役、循環器内科医 原 正彦
・自分の健康は自分で守る感覚を身に付け「超健康優良社会」へ
  --株式会社Mediplat、眼科医 眞鍋 歩
・癌の個別化医療を実践しつつ企業と臨床現場の架け橋に.
  --江戸川病院腫瘍血液内科副部長、プレシジョンメディスンセンター長 明星智洋
・医療者自身が医療現場の課題解決に向かう未来に期待
  --株式会社エクスメディオ代表取締役、精神科医 物部真一郎
・「正しい情報」だけでは変わらない人の行動を変える
  --デジタルハリウッド大学大学院、「腎臓内科.com」運営、腎臓内科医 森 維久郎
・プロジェクトを成功に導くエンジニア医師が求められる時代に
  --株式会社フリクシー代表取締役、エンジニア、医師 吉永和貴
・公開データを基に専門家と国民と行政が議論をするのが当たり前の社会に
  --千葉大学医学部附属病院病院経営管理学研究センター特任講師、精神科医、産業医 吉村健佑


加藤 浩晃[カトウ ヒロアキ]
著・文・その他

内容説明

2030年の医療の現場は、第4次産業革命で登場する人工知能なIoTなどの技術革新により大きく変わる。筆者が提唱する「医療4.0」の到来で、医療の「多角化」「個別化」「主体化」が進んでいく。未来を見据える医師30人とともに、2030年の医療を展望する。

目次

第1章 日本の医療における変化と課題
第2章 医療とテクノロジーの現状と展望
第3章 未来を描く医師30人による展望(AI問診を皮切りに、臨床現場の非中核業務を根絶する(Ubie株式会社共同代表、医師・阿部吉倫)
医療において変わりゆくものと変わらないもの(医療法人社団お茶会お茶の水循環器内科院長、循環器内科医・五十嵐健祐)
人工知能に代替されない医師の価値はコミュニケーション力にあり(日本うんこ学会会長、医師・クリエイター・石井洋介)
一人ひとりの医療の自立のために必要なブロックチェーンという技術(MediBloc社alliance member、医師(内科・救急科)・伊藤涼)
ハイブリッドメディシンの時代―医療のデジタルユビキティーへの変革(一般社団法人IoMT学会代表理事、順天堂大学医学部附属順天堂委員眼科助教・猪俣武範) ほか)

著者等紹介

加藤浩晃[カトウヒロアキ]
医師、デジタルハリウッド大学大学院客員教授。遠隔医療、AI、IoTなどデジタルヘルスの政策提言にも携わる、元厚生労働省官僚・現役医師。1500件以上の手術を執刀、手術機器や眼科遠隔医療サービスを開発。「医療現場」「医療制度」「ビジネス」の3領域を横断的に理解し、企業の顧問・アドバイザーや厚生労働省医療ベンチャー支援事業サポーター、経済産業省J‐Startup推薦人などを務める。日本医療ベンチャー協会理事、アイリス株式会社取締役CSO、MRT株式会社社外取締役、東北大学非常勤講師、眼科専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kentaro

27
第4次産業革命に関する技術として代表されるのは、IoTやAI、ビッグデータ、ロボティクスだ。また時期を同じくして、VR・AR・MRや、次世代の高速携帯通信規格の5G、ブロックチェーン、BMIなどの新たな技術革新も進んでいる。こうした技術を使うものを医療4.0と定義している。 本書は医療4.0で実際に開発されているサービスやアプリなどを紹介すると共に30人の医師と対談し、現状課題や将来の医療技術の変革について整理した内容になっている。本書はたった一ヶ月でこれだけの内容を執筆されたとのことである。2019/11/07

アキ

11
AIやIoTを利用した医療は技術の進歩に伴いすぐ訪れる。実際に画像診断は、AIによる診断が専門医と遜色ないほどになりつつある。オンライン遠隔医療は今年から保険診療になったが、保険適応は高血圧・糖尿病のみで一般にはまだ普及していない。多くの医師がアプリやラインでデジタルヘルスの分野に参入しているのは今後も増加の一途をたどることだろう。2030年には在宅でクラウド上の健康情報から病院へ行かずに診察や処方を受けるスタイルになることも予想される。医療費の無駄を省くためにも今後の展開には期待がもてる。2018/06/27

でじきち

7
医療4.0→医療との接点が医療機関以外にも広がる多角化、個人個人に応じたオーダーメイド化が進む個別化、医療の主体が患者自身に変わっていく主体化(治療から予防へ)◆ウェアラブルデバイスで健康管理(アップルウォッチ、衣服につける東レヒトエ、眼鏡型JINSMEME等)◆IOTデバイスはインセンティブが無いと続かない。故にゲーミフィケーション発想が有効(大腸癌早期発見うんコレ等)◆米国、糖尿病治療アプリが薬を超える治療効果→キュアアップ禁煙アプリ。アプリで治療効果の見える化も◆VR活用したリハビリ等医療サービス2022/02/07

ニョンブーチョッパー

6
★★★☆☆ さまざまな技術革新はもちろんだけど、5G通信のインパクトが大きい。それと、人手が必須ではない作業の自動化。医療関係者の中に、ITと絡めて、現状の問題を解決できないか模索しているイノベーター、あるいは、アーリーアダプターがいるのだということが分かって心強く思った。↓2018/10/10

イノベーター

4
http://www.4-de.net/changebook/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97/%E5%8C%BB%E7%99%824-0/2018/09/18

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