内容説明
レオン・ワルラス未完の大作。待望の日本語訳。一般均衡理論の創設者が目指した社会理想とは?効率と公正の両立へのゆるぎない信念社会正義実現への情熱がほとばしる。
目次
第1部 社会理想の探求(社会主義と自由主義:エド・シェレ氏への書簡;社会の一般理論:パリにおける公開講義(1867‐68)
調整あるいは総合の場合)
第2部 所有(所有の理論;社会問題;知的所有権について)
第3部 社会理想の実現(土地の価格および国家によるその買上げの数学理論;知られざる経済学者:ヘルマン・ハインリッヒ・ゴッセン)
第4部 税(ローザンヌ会議の回想;所得税と資本税について;土地台帳と地租;税問題)
著者等紹介
御崎加代子[ミサキカヨコ]
滋賀大学教授。国際ワルラス学会(AIW)会長(2008‐10年)
山下博[ヤマシタヒロシ]
大阪大学名誉教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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