UPSTARTS―UberとAirbnbはケタ違いの成功をこう手に入れた

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UPSTARTS―UberとAirbnbはケタ違いの成功をこう手に入れた

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  • サイズ B6判/ページ数 496p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822255596
  • NDC分類 685.5
  • Cコード C0034

出版社内容情報

UberとAirbnb――とんでもない破壊者たちの闘争と熱狂の全軌跡!
ベストセラー『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』著者、ブラッド・ストーンの最新作

Uber(ウーバー)は2009年、Airbnb(エアビーアンドビー)は2008年の創業。
2社ともまだ創業から10年未満。しかし、2社合わせた会社評価額は10兆円と
シリコンバレーでもまれにみるような成長を遂げている。
UberとAirbnbはいかにして、成功をつかんだのか?
世界各国、各都市での規制との戦い、既得権益を握る企業との闘争、
次から次へと現れるライバルたちとの競争、そしてユーザーやコミュニティの熱狂、
そしてUberのカラニックCEO解任。
アメリカのテクノロジー記者として圧倒的な取材力を誇る著者が、その全真相を描く。

■UPSTARTとは? そのやり方とは?
UPSTART(アップスタート)とおは、成功を収めた人物で、経験豊富な年長者や確立された手法をあまり尊重しない者のこと。そう、シリコンバレーの破壊者たちのことだ。

彼らは製品をめちゃくちゃ磨きあげ、大勢のユーザーを味方につける。そしてどんどん成長する。
時として冷徹に。場合によっては倫理を若干犠牲にしながら。
規則を守って慎重になりすぎたら、ライバルに負けてしまうのだ。

■本書に登場する創業者たちのことば
ブライアン・チェスキー(Airbnb創業者兼CEO)
「とにかく早く成長すること。レーダーに引っかからないくらい小さいか、制度として認められなくてはいけないくらい大きいかのどちらかでいたい」

「朝、動機がして目が覚めたあと、大丈夫だ、すべてうまくいく、と自分に言い聞かせる」

トラビス・カラニック(Uber創業者兼前CEO)
「実際に成功するまでは成功しているふりをするんだ」

「できるのかと問うな。どうすればできるのかのみを問え」

内容説明

製品がめちゃくちゃ優れていれば、ユーザーが味方してくれる。どんどん成長できる。ときとして冷徹に。場合によっては倫理を犠牲にしながら、帝国を建設してきた。こうしてエアビーアンドビーは2008年、ウーバーは2009年に設立され、2社合わせた会社評価額は10兆円を超えた。彼らはたった8年でケタ違いの成功をつかんだのだ。シリコンバレー発、とんでもない破壊者たち闘争と熱狂の全軌跡。

目次

第1部 サイドプロジェクト(悲しみの谷―創業期のエアビーアンドビー;ジャムセッション―創業期のウーバー;死屍累々―ウーバーやエアビーアンドビーになれなかった者たち;グロースハッカー―離陸するエアビーアンドビー;血と汗とラーメンの時代―ウーバー、サンフランシスコを征服)
第2部 帝国の構築(戦時のCEO―両面作戦を展開するエアビーアンドビー;ザ・プレーブック―ウーバーの拡大;トラビスの法則―ライドシェアリングの興隆;規制するには大きすぎる―ニューヨークで奮闘するエアビーアンドビー)
第3部 アップスタートの裁判(ゴッドビュー―ウーバーの試練;脱出速度―エアビーアンドビーの戦いと神話;世界的メガユニコーンのデスマッチ―ウーバー対世界)

著者等紹介

ストーン,ブラッド[ストーン,ブラッド] [Stone,Brad]
ブルームバーグニュースのシニアエグゼクティブエディター。15年以上にわたり、シリコンバレーについて報道してきた。カリフォルニア州サンフランシスコ在住

井口耕二[イノクチコウジ]
1959年生まれ。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。翻訳活動のかたわら、プロ翻訳者の情報交換サイト、翻訳フォーラムを友人と共同で主宰するなど多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

39
UberとAirbnbの立ち上げからを取材した本。インターネットとスマホの普及で、既存のタクシー業とホテル業をひっくり返そうとする二社の歴史。アイデアを実行し成功までに持ち込む粘り強い連中と、海千山千の人物たち、既得権を守る側など。個人的に名前とうっすらとしか知らなかった二社なので非常に興味深かった。既得権をいかにぶち破ったのかがスリリング。しかしまあ、イカれてないと起業は難しいかもと。良書。2023/09/02

赤星琢哉

15
UBERとAirbnbの成長物語。グロースハックのメソッドも散りばめられててとても面白い。UBERのまとまった本って読んだことなかったので色々勉強になる。今でこそ、二つとも大きな組織になってるけど、もともとそんな高潔な目標を掲げて始めたわけじゃない。チェスキーはイベント時の小遣い稼ぎだったし、カラニックも初期はあまりUBERに関わりたくないと感じていた。またアイデアも目新しいモノでもなかった。そんななかでの2社の成長は興味深いし、どんなことでもまずやってみることが大切、ということを身にしみて感じる。2018/02/21

プラス3

5
Uberもairbnbもやってることは普通。互いをよく知る個人間で行われていたことを、ネットで開かれたマーケットに乗せただけ。何人もが同じアイデアを思い付いたはずだし、本書にも同じようなベンチャー企業が続々登場する。じゃあなぜこの2社が覇権を取れたのか?というと、創業者たちの情熱だろうか。資金繰り、政府・役人の規制、利用者間のトラブル、同業者の反対運動、メンバーとの対立など、問題が起こったときに見せる「僕らのやってることは必ず世の中を良くする、会社は絶対に潰させない!」っていう使命感がスゴいんだわ。あと運2018/02/19

Hiroki Nishizumi

2
後付けならなんでも上手く説明出来る。やる前から結果ぎ分かることはない訳ね。2018/05/15

りおふ

1
UberとAirbnbの立ち上げ時に苦労したことや、トラブル対応やメディア批判対応など、問題を解決してより良いサービスにしていく姿が素晴らしい。 起業家のプライドと情熱の塊を実際のストーリーを通して感じられる作品。 決して諦めない確固たる信念と考え方に感銘を受けました。2022/07/18

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