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出版社内容情報
本書は2017年1月発行の「Angular2によるモダンWeb開発」の改訂版です。初版発行からわずか2年の間にAngularはバージョン2からバージョン7まで進化し、国内において大規模な「SPA(Single Page Application)」の開発フレームワークに次々と採用されるようになりました。また、Googleが提唱する「PWA(Progressive Web Application)」にバージョン5から対応し、実装手順が簡潔になりました。PWAは高速レスポンス、オフライン利用などの機能を実現し、インストールが必要なアプリの置き換えの可能性を秘めています。Angularに欠けていた主要機能であるUIライブラリMaterial2もリリースされました。改訂版は、これらの変化へ対応して内容を全面的に書き換えました。
変化の後追いだけでなく、今後を見越したテーマも盛り込んでいます。ブラウザへ分散処理を進めていくと、サーバーに頼らないオフラインの動作、さらに進むとブラウザがサーバーの役割を行い、ほかのユーザーへデータを配信したり、サーバーのデータを更新するようになります。ここまで進化すると、ブラウザにもサーバーと同じようにデータベースが必要になります。本書では、サーバーとフロントエンドのデバイスが相互にデータ同期を行う分散データベースを実装したサンプルアプリを解説します。
目次
第1章 変革がはじまったWeb開発(モダンWebとは;モダンWebを体験 ほか)
第2章 Angularアプリ開発の基礎知識(なぜAngularが必要か?;Angularの基本機能と用語 ほか)
第3章 PWA実装の基礎(PWA実装チェックリスト;Service Workerとは ほか)
第4章 AngularによるPWA開発(1)―マルチタイマーアプリの作成(概要;開発環境の準備(フロントエンド側) ほか)
第5章 AngularによるPWA開発(2)―分散DBを活用した観光情報検索アプリの作成(概要;アプリの作成 ほか)
著者等紹介
末次章[スエツグアキラ]
スタッフネット株式会社代表取締役。日本IBMを経て現職。「新技術でビジネスを加速する」をモットーに、モバイルデバイスとWebの基盤技術を、常に先取りした研究をしている。新技術普及のための講師活動も行い受講実績は800名以上。最近はWebAssembly技術の研究と、独自の「オンライン双方向研修」によるAngularの即戦力トレーニングに注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。