出版社内容情報
■人間の器量は、土壇場でこそ発揮される。
ホンモノのリーダーとは、肩書きや年齢ではなく、大きな使命、すなわち「本義」に忠実に生きる人たちだ。ひたすら自らの 「本義」に従ったリーダーたちがとった「行動」とそのときの「心理」を克明に描き、リーダーの本来あるべき姿を著わした、著者初、渾身のビジネス書。
■「本義」を貫いたリーダーたち。
・福島原発事故で事態収拾に奔走した吉田昌郎・東京電力福島第一原子力発電所所長
・終戦時、邦人の帰国に力を尽くし、戦後は「台湾」を救った根本博・陸軍中将
・光市母子殺害事件で裁判を闘った被害者・本村洋さんを支えた会社の上司
・イラン・イラク戦争で多くの邦人を救った商社マン
・多くの名選手を育てた伝説の打撃コーチ高畠導宏
・悟りを得て「不識庵」と名乗った戦国最強武将・上杉謙信
門田 隆将[カドタリュウショウ]
1958年高知県生まれ。ノンフィクション作家。中央大学法学部政治学科卒業。新潮社に入社、週刊新潮編集部デスク、副部長などを経て独立。著書に『死の淵を見た男―吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』(PHP研究所)、『狼の牙を折れ―史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部』(小学館)、『甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯』(講談社文庫)、『なぜ君は絶望と闘えたのか?本村洋の3300日』(新潮文庫)、『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫、第19回山本七平賞受賞作)など。
内容説明
誇り高き日本人の思想と行動からリーダーの真の意味を探る珠玉の書き下ろし。
目次
福島第一原発「吉田昌郎所長」の場合
なぜ部下たちは涙を流したのか
自らの使命に忠実だった「根本博陸軍中将」
台湾を救った男
イラン・イラク戦争で邦人を救った商社マン
在所に人を成す為に
光市母子殺害事件「本村洋さん」はなぜ救われたのか
「君は社会人たれ」という言葉
伝説の打撃コーチ「高畠導宏」の信念
「高畠語録」は何を伝えるのか
上杉謙信はなぜ変わったのか
迷走するリーダーたち
著者等紹介
門田隆将[カドタリュウショウ]
1958年高知県生まれ。ノンフィクション作家。中央大(法)卒。新潮社に入社。週刊新潮デスク、副部長などを経て独立。著書に、『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫、第19回山本七平賞受賞作)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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魚京童!