不動産マーケットの明日を読む―2020年に向けての不動産・住宅投資戦略の論点

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  • サイズ A5判/ページ数 367p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822250874
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0033

出版社内容情報

2020年に向かって国内・海外の不動産・住宅市場はどう動くかを分析。

ロンドンの不動産業は「ウィンブルドン化」している。投資家は外国人であっても、不動産の賃貸・売買の仲介、アセットマネジメント、プロパティマネジメント、
鑑定評価、会計・税務、および法務などのサービス業は国内の企業が担っている。こうしたフィービジネスにとっては、不動産の投資家はどの国の人であってもかまわない。
……東京オリンピックは、実質GDPを0.2~0.3%程度のかさ上げするほどの経済効果(直接効果)をもたらす。それ以上に、オリンピック開催を触媒として、
日本の不動産市場が海外からのリスクマネーをさらに多く集める機会が今後も拡大されることが期待される。[本書より]

【著者紹介】
(早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授)三菱UFJ信託銀行 不動産コンサルティング部住宅金融支援機構 調査部早稲田大学不動産金融研究会

内容説明

2020年に向かって国内・海外の不動産・住宅市場はどう動くか―。実務・理論の両面から、第一線で活躍するプロフェッショナルが詳細に分析。

目次

第1部 金融と経済の論点(世界経済の多極化が進む―経済と住宅価格の成長は等しい;日本経済はリバウンドから実力アップへ ほか)
第2部 不動産市場の論点(取引動向全般―投資先行マーケットに実体が追いつくか?;東京都心部オフィスマーケットの現状と今後の見通し ほか)
第3部 住宅市場の論点(「失われた20年」における住宅市場と今後の見通し;2014年度の住宅着工と2015年度の見通し ほか)
第4部 海外の不動産市場と住宅市場の論点(アメリカの住宅市場;中国の都市化と住宅問題 ほか)

著者等紹介

川口有一郎[カワグチユウイチロウ]
早稲田大学大学院教授。早稲田大学ファイナンス研究科科長。日本不動産金融工学学会会長。アジア不動産学会(AsRES)ディレクター。財務省財政制度等審議会国有財産分科会臨時委員等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bluepand

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勢い余ってこんな本も読んでみた。基軸は不動産だが、目下進行中の金融緩和との絡みや利上げのタイミングについてもかなり割かれていて面白かった。安部総理と黒田総裁の任期の切れる2018年に大きく転換するのではというが、さて。。人口減に向けた都市の集積の必要性や都心部の不動産開発なども勉強になった。やはりここでもオリンピック。日本の住宅着工戸数は80万戸だが、これは英仏独伊西の合計にほぼ匹敵すると。誤字チラホラ。2015/05/23

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