内容説明
売れない漫才師コンビ、田代誠と袋金太は自転車に二人乗りしていてダンプに衝突。気がつくと時代は1945年の夏、場所は鹿屋航空隊基地。二人は事故のショックで実在の特攻隊員に生まれ変わってしまっていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこしま
27
先ほど俳優の今井雅之さんがお亡くなりになっと。かなりお痩せになっていたので心配していました。心よりご冥福をお祈りいたします。◆彼がこの舞台を再公演する予定でいたように再レビュー。バブル絶頂期に売れないお笑い芸人のコンビが事故に巻き込まれ。気が付けば、タイムスリップと輪廻の2つが織り交ぜ、神風特攻隊訓練所。2人はパイロットの身体に。◆戦争を知らない、死なんて真っ平な考えな2人。涙こらえ死を覚悟している他の隊員。この2つの考えがぶつかったら?戦争とはなにかと考えがさせられる作品です。お薦めしたい1冊。2015/05/28
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
5
せつない……2014/11/22
guncrazy25
1
★★★★2024/12/16
斉藤らむね
1
僕らが歩くこの町で、 確かに戦争はあったのだ。 少し意識して見回せば町のあちこちに、 少したどれば意外にも幾人もの人が、 戦争の大きな爪痕をその身に潜めている。 僕らは普段、見たいものしか見ない。 見るべきものを見過ごして生きる。 でも少しだけ目を凝らしてみれば、 それはどこかしこに転がっている。 ずっと読みたいと思っていた小説版を、 やっと読むことができた。 2022年8月、僕らはあの夏の延長線上を生きている。 あの夏があったからこそと、今年の夏がある。 大切なものが何か、見失わず生きたい。2022/08/19
ラムネ
1
終戦記念日に読む。 戦争のことを考える日があってもいい。2018/08/15
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