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出版社内容情報
1人でも多く「使える部下」が欲しい――そんな切実な思いを抱えながら、日々、部下の育成に心を砕くマネジャー。だが、多くの場合、その育成法は間違いだらけだ。「ほめて育てる」「叱って育てる」「教えて育てる」といった“常識”がいかに的外れか。「教育の心理学」とも言われるアドラー心理学の視点から、“本当に効く”部下育成術を伝授する。
はじめに 今こそアドラーの教えを企業経営に生かす時
プロローグ 「常識をくつがえす」アドラー心理学の教え」
第1章 ほめてはいけない
1 あなたは社長をほめますか
ほめられた部下が思うこと/あなたはイチローをほめますか?
2 あなたは野菜を食べない子どもをほめますか
コントロールしようとすれば、信頼を失う/野菜を食べている子どもを勇気づける
3 あなたは達成率60%の部下をほめますか?
結果だけを見るから勇気づけができない
4 「ほめる」と「勇気づける」はどう違うのか」?
勇気づけ=困難を克服する力を与える
5「ほめる」は??中毒患者?≠?作り出す!?
「勇気づけ」で自立を促す/小さいうちは、ほめてもいい
第2章 叱ってはいけない
1 人は自らよくなろうと努力する
「勇気くじき」につながる??指導?=^「叱らない=甘やかす」の落とし穴
2 叱らずに勇気づける」の基本形」
「誘い水」指導でアイデアを引き出す」/2つの基本形を根気よく繰り返す
3 勇気づけの万能スキル「アイ・メッセージ」
主観伝達も容易にできる/「二次感情」は「一次感情」に置き換える
4 「犯人捜し」と「吊し上げ」の弊害」
ソリューションだけにフォーカスする/原因分析はこっそりと少人数で
5 フィードバックとフィードフォワード
フィードバックは5段階で考える/フィードフォワードで未来を見せる
第3章 教えてはいけない
1 指示をするから指示待ちになる
ティーチングとコーチング/時と場合によって使い分ける
2 基本形は「ホワイトスペース」と「支援応需」
支援応需は事前告知が鉄則/「知識・技術」中心から「姿勢・意欲」中心の育成へ
3 定例面談という「場」を作る
「取り調べ尋問」は百害あって一利なし/接触頻度を上げて信頼関係を築く
4 「あなたはどうしたい?」オウム返しの質問をする」
「どうすべき?」ではなく「どうしたい?」と聞く/「答え持ってこいルール」で職場を変える
5 悩む部下にヒントを与える「リソース補給」「質問」 「ひとりごと」 「提案」の」3つの伝え方
第4章 自然の結末を体験させる
1 人は体験からしか学べない
「やらされた体験」では成長しない/先回りして失敗を防いではいけない
2 「自然の結末」とは何か」
親には子どもの人生は生きられない/放っておくのは冷たい仕打ちか/迷惑がかかる場合はどうするか
3 嫌みを言ってはならない
「事前告知」と「信頼関係」に注意を払う/「論理的結末」も解決策の1つに
4 成功を増やしたいなら、失敗を増やせ
「成長曲線」を考え方の土台に/PDCAのサイクルを素早く回す
5 「信用」ではなく「信頼」を重んじる」
??担保?≠ェなくても相手を信じる/ピグマリオン効果とゴーレム効果
第5章 「論理的結末」を体験させる
1 食事の時間に遅れて来たら・・・
事前に約束し、学びを見守る/「甘やかし」から子どもは何を学ぶか
2 嫌みや叱責は「罰」になる
「気づかせる」は支配する側の発想/明るく、カラリと部下に接する
3 関連のない結末も「罰」になる
ミスが多い社員に体験させる結末とは
4 「担当替え」という論理的結末」
罰にならない配慮が重要/「片道切符」にせず、やり直しの事例を作る
5 「人事考課に反映させる」という論理的結末」
人事制度の整備は人材育成に不可欠/フィードバック面談で「ダメ出し」は厳禁
第6章 課題を分離し、境界線を引く
1 人間関係の基本は「境界線を引くこと
あらゆる人間関係トラブルの根源/「課題の分離」は冷たい考え方か
2 結末を引き受けるのは誰か」を考える」
子どもが勉強しないと、なぜイライラするのか/「迎合」も「支配」と同様に不健全
3 「感情」に関しても課題を分離する」
陰口を言われても気にしない/部下の感情に責任を負ってはいけない
4 部下を支配しても、迎合してもいけない
「迎合」の果てに訪れた最悪の結果/支配と迎合はコインの裏表
5 上司の仕事は環境を作ること
無理に水を飲ませることはできない/ニーバーの言葉に表れる教育の神髄
あとがき
【著者紹介】
株式会社小倉広事務所代表取締役。組織人事コンサルタント、アドラー派の心理カウンセラー。日経 BIZ アカデミー、日経ビジネス課長塾、SMBC コンサルティング講師。大学卒業後、リクルート入社。その後、ソースネクスト常務などを経て現職。大企業の中間管理職、ベンチャー企業役員、自ら興した会社の社長と、様々な立場で組織を牽引してきた。コンサルタントとしての 20 年の経験を基に、対立を合、意に導く「コンセンサスビルディング」の技術を確立し、普及に力を注ぐ。また。悩める 30 代のビジネスパーソンを救うメンターとしても知られる『任せる技術』『やりきる技術』(日本経済新聞出版社)、『自分でやった方が早い病』(星海社新書)など著書多数。2014 年 2 月に上梓した『アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる 100 の言葉』(ダイヤモンド社)はベストセラーに。
内容説明
部下が難易度の高い目標を達成した時、上司はどう声をかけるべきか?「自ら動く部下」が欲しいなら、ほめるな、叱るな、教えるな。
目次
第1章 ほめてはいけない
第2章 叱ってはいけない
第3章 教えてはいけない
第4章 「自然の結末」を体験させる
第5章 「論理的結末」を体験させる
第6章 課題を分離し、境界線を引く
著者等紹介
小倉広[オグラヒロシ]
株式会社小倉広事務所代表取締役。組織人事コンサルタント、アドラー派の心理カウンセラー。日経BIZアカデミー、日経ビジネス課長塾、SMBCコンサルティング講師。大学卒業後、リクルート入社。その後、ソースネクスト常務などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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