内容説明
26歳で出会った南米の貧しい少年との約束を胸に、エリート銀行マンが信念と情熱を失わず、すべてを投げ打って48歳でMBA取得、50歳から米国で画期的な移民送金ビジネスを起業するまでを綴ったプロフェッショナルな仕事道。
目次
プロローグ 誰のために、何のために、金融はあるのか
第1部 パイロット志望者がどうして戦う金融マンとなったのか?(置かれたところでプロになる;貧困、政情不安の中南米勤務 ほか)
第2部 ただのサラリーマンがなぜワシントンで起業したのか?(駐在員事務所長と大学院生「二足のわらじ」生活;銀行が無視してきた「UNBANKED」 ほか)
第3部 日本人の私がいかにして多国籍チームを運営してきたのか?(「ギビング」は世界を変えない;チームMFIC ほか)
第4部 ほんとうの金融を求めてどのように発想してきたのか?(多様性マネジメントの秘訣;起業の条件 ほか)
エピローグ 一度しかない人生をいかに生きるか
著者等紹介
枋迫篤昌[トチサコアツマサ]
米マイクロファイナンスインターナショナルコーポレーション(MFIC)社長。1953年広島県尾道市生まれ。76年同志社大学商学部卒業後、旧東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。27年間にわたる銀行勤務のうち、17年をメキシコでの語学研修から始まり、エクアドル中央銀行出向、ペルー、パナマ、米アトランタ、ワシントンなど海外勤務で過ごす。2003年3月、ワシントン駐在員事務所長を最後に東京三菱銀行を退職。同年5月、世界中からの出稼ぎ移民の就労を助けるミクロマノス(MicroManos)を、続く6月には出稼ぎ移民層に幅広い金融サービスを提供するMFICを設立
芦塚智子[アシズカトモコ]
早稲田大学卒業後、西日本新聞社記者を経て、米アメリカン大学大学院を修了。現在、日本経済新聞アメリカ社ワシントン支局記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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