お客様を呼び戻せ!―東日本大震災サービス復興の証言

お客様を呼び戻せ!―東日本大震災サービス復興の証言

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822248741
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0034

内容説明

社員を守り、顧客を守り、会社を守る。そのための戦略と仕組みづくりができていますか?大震災で予約が消滅…。そのとき顧客に愛される会社は、何を守り、何に気づいたのか?普段からの笑顔と感謝と思いやりが非常時に生きてくる。

目次

証言1 守り抜いたこと(私たちはもっと強くなれる―悲劇の町に掲げた「営業中」の看板(阿部憲子・南三陸ホテル観洋(宮城県南三陸町))
四つの価値を高めていく―創業600年の旅館が決めた営業再開の条件(一條達也・一條千賀子・湯主一條(宮城県白石市))
そして従業員だけが残った―常識破りの理美容店チェーン経営者の告白(大串哲史・オオクシ(千葉市))
本当のお客様は誰か―館内を磨き上げて待った文化財旅館(平田裕一・向瀧(福島県会津若松市))
ミルフィーユのように積み上げる―「普通の旅館」だからこそ宿泊キャンセルはゼロ(武内眞司・ホテル風早(大分県日田市)) ほか)
証言2 気づいたこと(本業を「社会貢献」にする―絶好調クリーニング店の大転換(中畠信一・喜久屋(東京都足立区))
創造できる市場は大きい―おばあちゃんを幸せにする自動販売機(原田英明・デリコム(宮城県仙台市))
普段の生活が大事です―「義援金付き宿泊プラン」を思いついた男の発見(小川晴也・一の湯(神奈川県箱根町))
お客様の変化が加速する―サービスは個性化、マネジメントは標準化(大西雅之・鶴雅グループ(北海道阿寒町))
仕事を思い切って絞り込む―大衆の名門ゴルフコースを目指す新戦略(福島範治・鹿沼グループ(栃木県鹿沼市)) ほか)

著者等紹介

内藤耕[ナイトウコウ]
工学博士、独立行政法人産業技術総合研究所サービス工学研究センター副センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomoyuki.k

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大震災後にも関わらず、業績を回復またはアップさせた企業の取り組みについて書かれた本。 これらの企業の共通点として ①外部環境に悪影響を受けにくいビジネスモデル(リピーターを作るなど)を構築していたこと ②従業員の雇用の確保を宣言し、彼らを安心させたこと ③災害を言い訳にサービスの品質を維持しないということはしなかったこと が挙げられる 日頃から従業員、取引先、顧客満足、効率経営を意識することが重要だと教えてくれる。経営者はこの本から学ぶことが多いのではないかと思う。2014/05/09

まぐらかぐら@一関

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南三陸の観洋に行ったので、読んでみた。避難所になっていた名残の図書室が立派なんだけどなんとなく所在なげにあった。思い出。また行きたいな。2013/01/19

k_jizo

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★★大震災の影響を受けた企業の分析。被災地のみならず北海道、大阪、九州まで取材を行われている。(川越のイーグルバスも)基本は冷静な現状分析と素早い対応だか、浮かび上がってくるのは平時の準備と状況を前向きにとらえる心が大事と言うこと。鶴雅、がんこフード等が気になった。2012/02/23

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