内容説明
政権交代が、なぜ、今、起きたのかのヒントがここにある。日本の草の根民主主義の実態を微視的に描いた日本政治論の傑作、新訳で待望の復刊。
目次
二〇〇九年版まえがき―政権交代がなぜ今起きたのか
はじめに―日本の選挙と私
第1章 代議士への関門―党公認の力学
第2章 固定票と農村戦術―垂直型組織の構造
第3章 地盤の壁―農村戦術の展開
第4章 保守浮動票―都市戦術の構築
第5章 後援会―一般票の組織化
第6章 運動なき運動―後援会と事前運動
第7章 自民党と利益団体―組織的支援の実態
第8章 握手と資金―終盤戦の戦術
第9章 代議士の誕生―伝統と変革のなかの選挙運動
著者等紹介
カーティス,ジェラルド[カーティス,ジェラルド][Curtis,Gerald L.]
1940年ニューヨーク生まれ。政治学者。1962年ニュー・メキシコ大学卒業、1964年コロンビア大学修士課程修了。現在はコロンビア大学教授。日本政治を研究、1971年に出版した『代議士の誕生』は、日本の選挙の実態を克明に描いたフィールドワークの傑作として高い評価を受けた
山岡清二[ヤマオカセイジ]
東洋英和女学院大学名誉教授。1936年生まれ。国際基督教大学卒。共同通信記者、米国務省通訳官、ワシントン・ポスト記者を経て、フリーランスに。1988年東洋英和女学院短期大学・国際教養科教授、2001年東洋英和女学院大学・国際社会学部教授
大野一[オオノハジメ]
翻訳家。外資系企業に勤務のかたわら、翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わび
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