マネーの公理―スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール

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マネーの公理―スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822244699
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C2033

出版社内容情報

はじめに 公理とは何か、どこからきたのか

第一の公理◆リスクについて 心配は病気ではなく、健康の証である。もし、心配なことがないなら、十分なリスクをとっていないということだ
・副公理Ⅰ いつも意味のある勝負に出ること
・副公理Ⅱ 分散投資の誘惑に負けないこと

第二の公理◆強欲について 常に、早すぎるほど早く利食え
・副公理Ⅲ あらかじめ、投機からどれだけの利益がほしいのかを決めておけ。そして、それを手に入れたら、投機から手を引くのだ。

第三の公理◆希望について 船が沈みはじめたら、祈るな。飛び込め。
・副公理Ⅳ 小さな損失は、人生の現実として甘んじて受けよ。大きな利益を待つ間には、何回かそういう経験をすると考えろ。

第四の公理◆予測について
人間の行動は予測できない。誰であれ、未来がわかると言う人を、たとえわずかでも信じてはいけない。

第五の公理◆パターンについて
カオスは、それが整然と見え始めない限り、危険ではない
・副公理Ⅴ 歴史家の罠に気をつけろ
・副公理Ⅵ チャーティストの幻想に気をつけろ
・副公理Ⅶ 相関と因果関係の妄想に気をつけろ
・副公理Ⅷ ギャンブラーの誤謬に気をつけろ

第六の公理◆機動力について 根を下ろしてはいけない。それは、動きを鈍らせる。
・副公理Ⅸ 忠誠心やノスタルジーといった感情のせいで、下落相場に捕まってはいけない。
・副公理Ⅹ より魅力的なものが見えたら、直ちに投資を中断しなければならない。

第七の公理◆直観について 直観は、説明できるのであれば信頼できる
・副公理XI 直観と希望を混同するな

第八の公理◆宗教とオカルトについて 宇宙に関する神の計画には、あなたを金持ちにすることは含まれていないようだ
・副公理XII もし、占星術が当たるのであれば、すべての占星術師は金持ちであろう
・副公理XIII 迷信は、追い払う必要はない。もし、適当な場所に置いておけば楽しめる。

第九の公理◆楽観と悲観について 楽観は、最高を期待することを意味するが、自信は、最悪の場合にどのように対処するか知っていることを意味する。ただ単に楽観的というだけで行動してはならない。

第十の公理◆常識について
多数派の意見は無視しろ。それはおそらく間違っている。
・副公理XIV 投機的流行を決して追うな。往々にして、何かを買う最高のときは、誰もそれを望まないときである。

第十一の公理◆執着について
もし最初にうまくいかなければ、忘れろ
・副公理XV 難平買いで悪い投資を何とかしようとするな

第十二の公理◆計画について
長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きを置かないことが重要だ。
・副公理XVI 長期投資を避けよ

目次

公理とは何か、どこからきたのか
リスクについて
強欲について
希望について
予測について
パターンについて
機動力について
直観について
宗教とオカルトについて
楽観と悲観について
コンセンサスについて
執着について
計画について

著者等紹介

ギュンター,マックス[ギュンター,マックス][Gunther,Max]
投資家。かつてスイス銀行界で幅を利かせていた金融マフィア「チューリッヒの小鬼」の1人を父に持つ。13歳で株式マーケットに参入し、財を成す

林康史[ハヤシヤスシ]
立正大学経済学部教授。大阪大学法学部卒、東京大学修士(法学)。クボタ、住友生命、大和投資信託、あおぞら銀行を経て、2005年4月より現職

石川由美子[イシカワユミコ]
(株)トーキョー・インベスター・ネットワーク代表取締役。上智大学卒、法政大学修士(経済学)。カザノブ証券(Cazenove&Co.)、スタンダード・アンド・プアーズMMSを経て、1996年11月に株式会社トーキョー・インベスター・ネットワークを設立、代表取締役に就任。個人投資家向け投資信託ポータルサイト「投信資料館」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いわにほ

23
投資活動の中で見える芸術性について書かれている良書。◆12の公理と16の副公理という構成で綴られている。全ての公理を一気に見てみると、ところどころで例外というか、数種の矛盾を感じてモヤモヤすることがある。が、それは「世の中は様々な理や偶然が絡み合って、たまたまそのソレがソノ様に顕在化しているだけ」という事なのだと気付かされる。訳者あとがきにて、これらの公理は人生の指南書にも応用出来ると言っているのも納得できる。◆今後、投資・投機を行ってく際には座右に置いておこうと思う。2019/10/17

デビっちん

22
再読。投資の王道として分散がありますが、リスクが低減する一方で、お金持ちになる希望も同じくらい減少させる、という表現が刺さりました。分散させているものを分散して所持しているので、1つに絞るか検討します。投資の内容ですが、人生も同じで分散してリスクを減らすことと、集中して得られるリターンこと、その2つをマネジメントすることが大切だと感じました。2020/09/27

デビっちん

19
四方を山に囲まれ、資源も豊富とは言えないスイスという国が、どうすれば生き残れるかを考えたのがおカネについての考え方でした。本書で解説されるおカネについての公理は、投資だけでなく、人生の意思決定にも応用できる内容だと感じました。何事も自分の心と周囲の人という関係は切り離せないのですから。そして、公理をただ鵜呑みにするのでなはく、その意味、関係を考えないといけないとも感じました。2019/07/08

uD

14
投資(投機)の哲学について書かれており、内容は「手法」ではなく、「心構え」に関するものが中心的。なので大幅に拡大解釈せずとも株式市場だけでなく、人生の様々な選択に活かすことができると感じた。インデックスファンドの長期積立投資も、テクニカル分析による短期集中投資も、絶対視してはいけない。「人生を生きる賢明な方法はリスクを回避することではなく、自らをあえてリスクにさらすことであるという結論に達した。」リスクを把握して自らそれを選択することは、自分で決めて自分の人生を生きるということに他ならないはず。再読必須。2020/04/25

11
お金について、とりわけ投資についての理屈を12個述べている。構成は各章で「提起→例→まとめ」なので、極論最初と最後だけ読んでおけば言いたいことはわかる。個人的には各章のまとめにいくらか補足したいところではある。2020/07/12

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