内容説明
東西冷戦から多極的世界へ―20世紀を彩る政治家が総登場する「巨人たちの大行進」ドラマ。豊富なエピソードと警句を駆使して生き生きと描きだす。
目次
世界を当惑させた中ソ対立―フルシチョフと毛沢東の不信
ゴーリズム下のフランス―威信に憑かれたド・ゴール
緊張緩和―若き指導者ブラントの東方外交
瀬戸際からフロンティアへ―アイゼンハウアーとケネディ
ロンドン橋が落ちる―イーデン、マクミラン、ウィルソン
ひび割れる一枚岩―東欧を浸す雪どけの波
南米・革命への二つの道―カルデナスとカストロ
アラブのナショナリズム―ナセルが抱いた夢
砂漠の戦争―アラブとイスラエルの相剋
引き裂かれたアメリカ―悲劇に挾撃されたジョンソン〔ほか〕