内容説明
無謀とも思える行動力で、建設、造船、自動車の各事業を軌道にのせ、オリンピックを招致し、南北統一に尽力した反骨の経営者鄭周永の生涯。
目次
第1部 生まれながらの挑戦者(国際編)(君にダム建設の何が分かるのかね?;20万トンタンカーを造れ;詐欺師並み(?)の融資獲得作戦 ほか)
第2部 逆境を糧にして(国内編)(信用を死守せよ;韓国初の高速道路建設;エンターテイナー鄭周永 ほか)
第3部 鄭周永のビジョンと軌跡(韓日関係;南北韓統一に対する執念;大統領選挙に出馬;鄭周永の軌跡を振り返って)
著者等紹介
朴正雄[パクジュンウン]
メイテック社代表、ハイセカード社代表。1943年生まれ。駐韓米国軍事顧問団・連絡将校、外信経済紙通信員を経て、1974年から1988年まで全国経済人連合会、常務理事・国際問題担当部長として、鄭周永会長の国際問題補佐役・通訳を務める。この時期、太平洋経済協力委員会(PBEC)韓国委員会・事務局長および韓国全経連―日本経団連の経済界首脳会議・運営幹事を兼任する。その後、グローバル・ソーシズ・コレア社社長、ユニファイ・コミュニケーションズ・コレア社長を経て現職
本田務[ホンダツトム]
ホンダ・コンサルテイング代表。1936年生まれ。大手商社にて、主として機械部門に在籍。米国、英国、中国など5カ国、20年間海外駐在。国内外双方で、海外企業との合弁事業の経営に従事。現在は、事業立ち上げおよびIT系のコンサルテイング、実務翻訳(英語)などを行う
青木謙介[アオキケンスケ]
翻訳家。1959年生まれ。高校卒業後、渡韓し延世大学に学ぶ。80年代から90年代にかけて映画分野を中心に多くの韓国の文化人との交流を深める。富山大学大学院東洋文化専攻中退。その後、映画の配給、テレビ番組およびビデオソフトの制作から映画の翻訳、映画祭のコーディネートに携わる
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