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内容説明
伝説の「成りあがり」は、壮大な予告編だった。すべての世代に贈る素手でつかみとった幸福論。
目次
オーストラリア事件
裏切り
マリアとの出会い・離婚と再婚
レコード会社移籍
臆病について
コンサートを仕切る・制作招聘ライセンス興行
ドラマとCM
ビジネス
オーストラリア事件が教えてくれたこと
アメリカ
家族
ファン
音楽
マスコミ
カネと幸せ
ウェンブリー
オヤジのツッパリ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
里愛乍
36
あの『成りあがり』から20年後。もうね、1頁めから嬉しくなってしまうくらいのヤザワ節。ちなみに本書の発刊は2001年。さらに17年経ってます。そしてついこないだもライブされていたのを知ってます。「自分が気持ちよくなるために生きる」と言い切り、事実その通りの生き様を見せてくれる。他人に見せる「幸せ」なんていらない。それに気付かせてくれたのは、彼のいう「自立」の意味を自分なりに汲んでいたからだと思う。「サラリーマンをバカにするな」彼がいうと重みを感じる。2017/11/30
れお
13
再読。矢沢永吉は、64歳になりますが51歳の頃に発売されたキャロル解散からの自伝。スタッフの裏切りで、悔しい怒りをパワーに変えて、ライブ興行を自分で仕切り、海外からのアーティストも自分で呼び借金も完済する。後輩のミュージシャンも矢沢永吉がレールを引いたから、仕事もやりやすくなったんだと。最初の奥さんにすまない気持ち、今の奥さんからのアドバイスがあり考え方も変わっていく。人との巡り合いや繋がりは大事だなと思う。今年もライブに必ず行くので、そのために自分も頑張ろうと思う一冊。2014/01/18
Ryosuke.*
8
"本当の話をしなくちゃいけない時期に来ている"この引用は日本を危惧された発言なのだけれど、どうだろう。本をこれで2冊読んで、缶コーヒーの矢沢から、音楽家の矢沢に変わりつつある。彼の波乱にとんだ人生だから言葉に重みがある。私たちはいつまで見栄や嘘、要するに本当ではないことを話さなくてはならないのだろう。国に対してとかではない、周りのいろいろな人・物事に対して『本当の』私・言葉で向き合っていくときがきているんじゃないだろうか。そう思います。この本で世界の矢沢は私の背中をそっとゆっくり、でも力を込めて押す。2014/01/17
サクラ
4
正直矢沢永吉という人の歌をちゃんと聴いたことはないし、今いくつなのかもしらない。イメージとして『ちょいワルオヤジ』とか『やっちゃえ○○○○』くらいのもの。偶然図書館で本書を見つけて衝動的に手にした一冊。シンプルな人なんだなぁ~と。2025/07/20
ふう
4
もうすっきり吹っ切れて時間もたっている今だとそれほどのインパクトもない。でも、訴訟真っ只中、という状況で書かれた部分に、そのころの激しさを感じる。2014/10/09
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