クラウドファースト・アーキテクチャー設計ガイド

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クラウドファースト・アーキテクチャー設計ガイド

  • 鈴木 雄介【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822237813
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

オンプレミスをIaaSに移行するだけでは、クラウドを使いこなしているとは言えません。クラウド技術を使いこなすには、アーキテクチャー設計において「考え方」の変更が必要です。では、どのような「考え方」をすればいいのでしょうか。それが本書のテーマです。
エンタープライズ開発になじんでいる人も、本書を読めば「クラウドファーストの考え方」を身につけることができます。

クラウド技術の原点は単なる仮想化技術ですが、それが「アジャイル」や「DevOps」といったムーブメントの影響を受けながら、高度なシステム運用を支える基盤となりました。クラウドファーストでは、設計方法も、開発手法も、プロセスも、マネジメントも、すべて変わります。
これからのシステム開発に欠くことのできない「クラウドファースト」、あなたもぜひ身につけてください。

【第1章 クラウドファーストの意味】
1-1. クラウドコンピューティング
1-2. インフラのサービス化
1-3. ミドルウエアのプラットフォーム化
1-4. システム構成のコード化
1-5. クラウドファーストとは

【第2章 クラウド技術の構成】
2-1. オンプレミスとIaaS・PaaS・SaaSを比較
 2-1-1. オンプレミスはすべて自前で構築
 2-1-2. OSやサーバーを提供するIaaS
 2-1-3. ミドルウエアを提供するPaaS
 2-1-4. マルチテナント型アプリのSaaS
2-2. IaaS・PaaS・SaaSの使いこなし
 2-2-1. 実サービスは得意分野が異なる
 2-2-2. 多様化するクラウドサービス

【第3章 クラウドファーストに至るまでの歴史】
3-1. スピードこそがクラウドファーストを求める大きな理由
3-2. アジャイル
 3-2-1. アジャイルソフトウエア開発宣言
 3-2-2. プロジェクトマネジメントの基礎
 3-2-3. ウォーターフォールのアプローチ
 3-2-4. プロジェクトマネジメントの3つの失敗
 3-2-5.「技術的転換点」と「変更の多さ」が失敗招く
 3-2-6. PMBOK
 3-2-7. アジャイルのアプローチ
 3-2-8. アジャイルのメリット
3-3.DevOps
 3-3-1. 開発チーム(Dev)と運用チーム(Ops)
 3-3-2. Flickrのエンジニアによる「10+ Deploys Per Day」
3-4. DevOpsを実現するクラウド技術
 3-4-1. ブルーグリーンデプロイメント
 3-4-2. カナリアリリース
 3-4-3. ダークカナリア
3-5. カオスモンキー
 3-5-1. 上位版「カオスゴリラ」「カオスコング」
3-6. マイクロサービスアーキテクチャー/技術
 3-6-1. 小さな「サービス」の組み合わせで構成する手法
 3-6-2. サービスごとのライフサイクル
 3-6-3. 疎結合なサービス連携
 3-6-4. データベースはサービスごとに
 3-6-5. サービス構成管理
3-7. マイクロサービスアーキテクチャー/組織運営
 3-7-1. チーム同士の関係を「疎」にする
 3-7-2. アジャイルからマイクロサービスアーキテクチャーへ

【第4章 エンタープライズとクラウドファースト】
4-1. エンタープライズ開発とは
4-2. クラウドファーストの品質
4-3. アジャイルとウォーターフォール
4-4. ITILとDevOps
4-5. マイクロサービスアーキテクチャーとSOA
4-6. 何がクラウドファーストを阻害するのか

【第5章 アーキテクチャー設計ガイド】
5-1. アーキテクチャー設計の基礎
 5-1-1. アーキテクチャー設計戦略
5-2. アーキテクチャー設計プロセス
 5-2-1. STEP1 スコープを定める
 5-2-2. STEP2 初期要求を理解する
 5-2-3. STEP3 品質特性を定義する
 5-2-4. STEP4 構造を定義する
 5-2-5. STEP5 構造を検証する
 5-2-6. アーキテクチャー設計のまとめ
5-3. 構成管理
5-4. クラウドファーストなサービス分割
 5-4-1. 品質特性で分割する
 5-4-2. 結合度を上げずに分割する
 5-4-3. 連携手法の整理
 5-4-4. 実例
 5-4-5. 適度な分割点を見つける

【第6章 クラウドファーストにおけるエンジニア】
6-1.「システム作り」から「ITサービス運営」に
6-2. ITエンジニアが進むべき2つの道

鈴木 雄介[スズキユウスケ]

内容説明

クラウド時代のSE必読書。マイクロサービス、DevOps、アジャイル。設計も開発プロセスもマネジメントもすべてが変わる。

目次

第1章 クラウドファーストの意味
第2章 クラウド技術の構成
第3章 クラウドファーストに至るまでの歴史
第4章 エンタープライズとクラウドファースト
第5章 アーキテクチャー設計ガイド
第6章 クラウドファーストにおけるエンジニア

著者等紹介

鈴木雄介[スズキユウスケ]
グロースエクスパートナーズ株式会社執行役員/アーキテクチャ事業本部本部長。1998年、伊勢丹データーセンター(現三越伊勢丹システムソリューションズ)入社。商品管理基幹システムの改善から、ECサイトの開発リーダーなどを担当。2003年、フリーランスのアーキテクトとして活動を開始。オンラインサービスのアーキテクチャー設計、基幹システムのプロジェクトマネジャーなど経験し、2008年グロースエクスパートナーズ(株)の創業に参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

8
なんていうのかな…IT技術は、サービスとユーザーの同時性という方向に、どんどん向かってるんだよね。そのために、リリース技術をとことん早める工夫を突き詰める。エンジニアのモチベーションを高く維持する。そういうエンジニアリング的な背景内容が、簡潔にまとめられている、良書です。2018/12/05

たそ

3
非常に簡潔かつ要点が抑えられている良本。オンプレミスからクラウドへ移行してきた経緯や背景はもとより、どのようにサービス分割すべきかを簡単な実例を交えて教えてくれる。個人的にはアジャイルとウォーターフォール、ITILとDevOpsやマイクロサービスアーキテクチャー、カオスモンキーやカナリヤリリースの説明など、長年よくわかっていなかった内容がふと腹落ちした。たまたま図書館で手に取っただけだが、思わぬ発見だった。2021/10/06

ireadertj

3
一つ一つの詳細は書かれていないが、現在のクラウドファーストを基軸とした潮流と、その基本となる考え方を掴むには良い本だった。 日本の技術書でも、もっと一つの技術ではなく、アーキテクチャや考え方を書いた本が増えるといいなと思った。2017/07/15

ガソポン

3
概要として充実。最初に読めばよかった2017/03/31

ninn.atsu

2
よくできた本。クラウド技術の解説からクラウドファーストの考え方、設計ガイドまで、よく書かれている。個別クラウドに特化しておらず、あくまでも考え方なので、AWS勢でもAzure勢でも読んで損はない。

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