内容説明
さすらいの再建人マサが行く。「なぜか儲からない…」から抜け出せます。
目次
第1章 お客を呼ぶ販促の法則(離れた常連客を取り戻せ―販促の妙が個人店の明暗を分ける;イメージのズレを正せ―努力が空回りする理由 ほか)
第2章 本当に喜ばれる接客の法則(気遣いが接客の基本―お客に選ばれる店の条件;クレーマーとこそ話す―顧客対応から個客対応へ ほか)
第3章 できる従業員が育つ法則(怒鳴っても人は動かず―人が育つかどうかは叱り方次第;厨房とホールの分裂を防げ―厨房とホールスタッフの情報の共有を ほか)
第4章 誰もがはまる落とし穴の法則(人手不足も2種類ある―忙しい理由をきちんと分析しよう;天然ものは良いの誤り―天然・自然信仰が食のリスクを分からなくする ほか)
著者等紹介
原田諦[ハラダアキラ]
1943年、東京都生まれ。エンジニアから飲食業界に入り、ホテルオークラなどを経て、コンサルタントとして独立。中小飲食店を対象とした実践的なコンサルティングには定評がある。日本外食総合コンサルティング代表
石川森彦[イシカワモリヒコ]
1954年、千葉県生まれ。石ノ森章太郎に師事し、1982年独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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treefolk
0
非常に簡潔でわかりやすい。が、故に事例の掘り下げが浅く、それが少しマイナスのような気もするけど、かえって掘り下げが浅い分抽象的な感じが飲食店以外にも通用するような汎用性を醸し出していて、社会人をやっている人であれば、解決とまでは行かなくても自己を省みることができるのでは2011/08/03
ぱぱちん
0
飲食店の経営自体に興味があるわけではないが、漫画で描かれた繁盛するお店の法則にひかれて読んでみた。さすらいの再建人「マサ」が全国の飲食店に立ち寄っては、その店の問題点をあばいて主人にアドバイスをする。ぶらりとお店に入って料理を食べるあたりは「孤独のグルメ」のゴローを彷彿とさせるが、なんともおせっかいなことに、お店の欠点をわざわざ主人にダメ出しするって普通はありえない。まぁそのシチュエーションがないとウンチクを語れないからかな?勧善懲悪の水戸黄門を思わせる立ち回りに笑わせてもらった。2019/10/17