フツーの女子社員が２９歳で執行役員になるまで（仮）

横山 祐果【著】

日経ＢＰ（2015/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 201p／高さ 19cm
• 商品コード 9784822230876
• NDC分類 007.3
• Cコード C0034

出版社内容情報

「ゲームについては『全くのド素人』だった“フツーの女子社員”が
ゲームプロデューサーになり、わずか29歳で会社初の女性執行役員に―」
そんな「ウソのようなホントの話」。

“バリキャリ”でもない、ごくフツーの女子社員が、何をどう学び、抜擢されるまでに至ったのか。
下積み時代に学んだ「6つの心得」「反省ノート」など、
成果を上げるのに必要な“仕事術”をあますところなく紹介。

「ヒットを生み出す秘訣」「成長する方法」、教えます。

【1章】　「ガールフレンド（仮）」誕生物語
　サイバーエージェント女性初の執行役員・横山祐果、ここに誕生
　非ゲームマニアが、ゲームで執行役員に
　隣のＩＴ女子。そんな“自然体”が、抜擢のカギ
　ゲームに参入した大人の女子向け「ホストちゃん」
　「疑わしきは、リリースせず」
　「教えて上手」「お願い上手」の経験を積む
　新人プロデューサー、「チームワークの心得」とは
　「なんで？」「どうして？」を素直にぶつける
　コードネームは「ガールフレンド（仮）」
　忘れてもいい。反省は「反省メモ」に書き留める
　初動の指標はヒットのフラグ。手を取り合って喜んだ

【2章】　「ガールフレンド（仮）」から「ガールフレンド（♪）」へ
　「ユーザーの欲しいモノ」がヒットのカギに
　心に刻んだ「心得6箇条」
　［心得1］　ユーザー視点に立つこと。★これがすべて★
　［心得2］　「小さな企画」「細かな文言」にも、手を抜かないこと
　［心得3］　サイトもゲームも“新鮮さ”が大事ということ
　［心得4］　世の中のいろいろなものに、アンテナを張ること
　［心得5］　「分かりやすさ」にこだわること
　［心得6］　分からないことは、素直に聞く
　リズムゲーム（♪）の制作スタート
　「手抜きというほころび」を、元から絶つ
　「反省メモ」が帰ってきた

【3章】　ゲームプロデューサーというお仕事
　カードバトルゲームとは？
　「気遣いと女子脳によって生み出された」ゲーム
　ゲームユーザーの素顔
　“かわいい”の正体とは？
　「シミュレーション」が、道を決める
　情報を共有する技術
　横山祐果の１日を追う

【4章】　「ロスジェネ世代」と「ゆとり世代」のはざまに生まれて
　「奇跡の世代」のキセキ
　ゲームより、お稽古と勉強が好きだった子供時代
　高校で、大学で、経営会議で、“巻き込み力”を発揮
　伝統の広告学研究会「海の家」イベントの成功
　「ものを作る」仕事がしたい
　新しくできたプロデューサー職に抜擢

【5章】　そして、未来へ
　“電光石火”の執行役員就任から1年
　出し損ねた「女性視点」
　「ゲームプロデューサーの世界」にようこそ
　「クロエ・ルメール」の奇跡
　成功の秘訣は「運」？
　「自然体のまま」というメッセージ

【著者紹介】
横山祐果（よこやま　ゆか）株式会社サイバーエージェント執行役員、アメーバ事業本部プロデューサー。2008年、大学卒業後、サイバーエージェントに新卒として入社。プロデューサーとして、10年にモバイルゲーム「私のホストちゃん」、12年にはスマホゲーム「ガールフレンド（仮）」の開発・運営を行う。14年に執行役員に選任。

内容説明

「ゲームについては『全くのド素人』だった“フツーの女子社員”がゲームプロデューサーになり、わずか２９歳で会社初の女性執行役員に―」そんな「ウソのようなホントの話」。“バリキャリ”でもない、ごくフツーの女子社員が、何をどう学び、抜擢されるまでに至ったのか。下積み時代に学んだ「６つの心得」「反省ノート」など、成果を上げるのに必要な“仕事術”をあますところなく紹介。「ヒットを生み出す秘訣」「成長する方法」、教えます。

目次

１章　「ガールフレンド（仮）」誕生物語（サイバーエージェント女性初の執行役員・横山祐果、ここに誕生；非ゲームマニアが、ゲームで執行役員に　ほか）
２章　「ガールフレンド（仮）」から「ガールフレンド（♪）」へ（「ユーザーの欲しいモノ」がヒットのカギに；心に刻んだ「心得６箇条」　ほか）
３章　ゲームプロデューサーというお仕事（カードバトルゲームとは？；「気遣いと女子脳によって生み出された」ゲーム　ほか）
４章　「ロスジェネ世代」と「ゆとり世代」のはざまに生まれて（「奇跡の世代」のキセキ；ゲームより、お稽古と勉強が好きだった子供時代　ほか）
５章　そして、未来へ（“電光石火”の執行役員就任から１年；出し損ねた「女性視点」　ほか）

著者等紹介

横山祐果［ヨコヤマユカ］
株式会社サイバーエージェント執行役員、アメーバ事業本部プロデューサー。２００８年、大学卒業後、サイバーエージェントに新卒として入社。プロデューサーとして、１０年にモバイルゲーム「私のホストちゃん」、１２年にはスマホゲーム「ガールフレンド（仮）」の開発・運営を行う。１４年に執行役員に選任される（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かめぴ]

サイバーエージェントだから出来たっていうのもある、フツーの女子社員が29歳では執行役人にフツーはなれないから。と黒い心で読むよりも、でもやはり凄い。フツーでは、ない。努力と才能、あと真っ直ぐな心。がある気がしました。それにしても、美人。

2016/11/24

[ヨータン]

フツーの女子社員と言っても考え方、行動は執行役員レベル。なるべくしてなったという感じです。とくにわからないことに対して絶対に放置せず、すぐに解決を試みようとするところが素晴らしい。私は緊急ではないのに先輩に深夜LINEで質問することはできないな〜。またかよ。と言いながらもすぐに返答をくれる先輩も素晴らしい。彼女の人徳かなと思います。

2020/10/06

[spike]

「教えて上手、お願い上手」なのは、性格で得しているからとかいうだけでなく、その一方できちんと努力して自分に妥協しないのがまわりからわかるからなのでしょう。実はこの業界の働き方がわかればぐらいの気持ちであまり期待せずに読み始めたのだけれど、予想外によい本でした。

2016/04/09

[まなみ]

等身大の感じに好感が持てた。どこにでもいそう、とは自身で言うものの、読んでみれば信念の強さとか大切なものをしっかりもっている方なので、やっぱりすごいなと思った。上に上がっていくには当たり前だが何となく、ではいけない。もっと自身の働き方について考えたいと思った。スマホゲームについても少し知ることができ面白かった。

2015/12/27

[amatsu amaguri@フィリピン]

ガールフレンドのプロデューサー。CAの捨てる会議は横山さん企画だったんですね。ゲームのプロデューサーはゲーム素人でもできる、いや、素人だからできたこと、がたくさんあるとのこと。

2016/02/11