内容説明
震災に強い住まいをいかにつくり、備えるか。実務者が知っておくべき、震災での住宅被害の詳細と、今後目指すべき次代の住宅の姿、市場動向まで提示。
目次
第１部 展望―Ｍ９．０の大震災が突きつけた４つの課題
第２部 調査―液状化マップからよむ地盤リスクと対策
第３部 分析―福島・宮城・岩手…写真でみる被害の詳細
第４部 対策―過去の震災に学ぶ設計・施工ノウハウ
第５部 検証―実大破壊実験で再現する住宅構造の弱点
第６部 コスト―震災に備える費用、補修する費用
第７部 提言―専門家が提唱する「目指すべき防災住宅の姿」
調査データ ５００人調査から読み解く震災後の住宅市場
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
できっこないす
1
建築とは関係無い一般人には難しい内容です。どちらかと言えば、地震による津波被害より液状化を重点的に取り上げており、特に過去の主な地震被害との比較記事が詳細で読みごたえがありました。2011/09/02
tak
1
これは、必読。これまでの専門家達の努力に感謝。日本人向きの分野だから、技術輸出もできうる気がする。復旧の技術なんて、予想外に進んでいた。こんな真面目に取り組んでいるだけに、リフォーム詐欺だけは撲滅したいもの。2011/07/23
