内容説明
道路や鉄道といった地域交通を円滑に機能させることが、住みよいまちづくりの第一歩。そうした視点から、TDM(交通需要マネジメント)と呼ぶ考え方に注目が集まっている。歩行者やドライバーの行動を上手に誘導して渋滞の解決や地域活性化を図る考え方だ。TDMの考え方とこれからのまちづくりに生かす様々な手法を丁寧に解説する。
目次
序章 地域交通に未来はあるか―TDMから交流文化の創造へ
1章 TDM施策の実施事例
2章 未来社会におけるTDM思想の拡大―社会実験からの飛躍
3章 TDMを取り巻く環境と基本的視座の見直し
4章 道路をより使いこなすためのTDMへ
5章 交通混雑と公共交通
6章 TDMの具体的推進策
終章 地域交通の未来を考える(対談)(佐藤信秋;森野美徳)
著者等紹介
森野美徳[モリノヨシノリ]
1950年生まれ。都市ジャーナリスト、日経広告研究所主席研究員、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師。専門分野、都市政策、地域経済、国土計画、環境デザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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