内容説明
NTT、ソフトバンク、新旧を代表する二社の争いは何をもたらすのか。新たな日本のネットワーク像が、いま明らかに。
目次
序章 ソフトバンクはマイクロソフトになれるのか
第1章 ブロードバンドの仁義なき戦い
第2章 IP電話で問われる電話網の寿命
第3章 「ドコモ一強時代」に終わり近付く
第4章 買い手市場の企業ネットに事業者は泣く
第5章 兄弟ゲンカできしむNTTのグループ戦略
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハンギ
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2003年12月出版。主にソフトバンクとNTTに割かれているが、他の通信会社も登場する。平成電電(今は破産)とかも。ソフトバンクに買われたボーダフォンもぴんぴんしている。NTTは大きい。NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモ。ほとんど無敵艦隊である。それが大きな傷を受けたのが、2001年からのソフトバンクのADSL普及だった。これによってNTTは投資・研究していたISDNが価格、速度面で事実上敗北。またIP電話の登場で固定電話が減少。NTT系列で三年で売り上げが一兆円も減。2013/02/21
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