内容説明
本書は人生における様々な転機の受け止め方とポジティブな対処方法を、著者の長年にわたる研究成果に基づく自己分析手法をもとに、多くの転機成功事例をとおして丁寧に説く。「選職社会」到来―1999年度「国民生活白書」では、自らの人生をより豊かにするために、好みの職場を選べる「選職社会」の実現が提言された。21世紀に向けて職業選択能力は必須の能力となった。この能力は自分自身の未来像の構築と現在位置の確認が出発点である。本書は「選職時代」に相応しい人生の水先案内書。学生、社会人を問わずこれからの人生(生活)を真摯に考えている方々にお薦めしたい一書である。
目次
第1部 変化を見定める(転機のプロセス;転機―その限りない多様性)
第2部 リソースを点検する(状況(Situation)の点検
自分自身(Self)と周囲の支え(Support)の点検
戦略(Strategies)の点検)
第3部 受け止める(変化を克服する行動計画;職業の転機を受け止める;変化を活かす)
著者等紹介
立野了嗣[タツノリョウジ]
(株)日本マンパワー・キャリアドック事業部長。主な論文「経営戦略・人材戦略・人生戦略」一従業員の人生設計と企業の環境適応を考える-1988年月刊インフォーマー8月号
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