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目次
第1章 昭和20~30年頃のおかやま 旭川総合開発の記録(水・治水;電気・工場誘致;昭和30年頃のおかやま;石垣はなげく 岡山城天守跡石垣 昭和20年秋)
第2章 旭川ダム開発の記録(抄) 昭和25~30年頃
第3章 いぐさ栽培の記録(抄) 昭和30年代
第4章 山崎治雄の軌跡―開発と破壊を中心に
第5章 山崎治雄とその写真世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さすらいのアリクイ
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岡山県内の光景を写真に撮り続けた写真家、山崎治雄の写真と軌跡を見ることができる岡山文庫の本。瀬戸大橋が架かる前の、鷲羽山からの瀬戸内海。かつて岡山県内で生産がさかんだったいぐさの栽培、収穫光景。ダムができる前の旭川の光景など山崎さんが撮った戦後の岡山県各地の光景を見ることができる。岡山文庫でこの本が出なければ山崎さんの写真、存在を知ることはなかったかもなと。本の中では山崎さんが撮ったネガフィルムが劣化の危機に直面している、という現状のことも書いてある。山崎さんの仕事を未来に繋げるための本でもあるなと。2019/03/21