感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
54
懐かしい雰囲気の妖怪もの。でも作者さんはお若いのよねぇ・・この方も昔の貸本屋さんで読み荒らした口かしら。ついつられて「乱ノ巻」「妖ノ巻」も。ホッと息抜きに姉弟の仲の良い姿と「もののあわれ」を味わって読了2017/12/16
眠る山猫屋
39
人間じゃないかもしれない姉弟の、ちょっと日常的じゃない日々。昭和テイストを描かせたらこの作者さんに敵う人はあまり思いつかないな。残酷な味わいは薄いけれど、安心して読めます。お母さんには苦笑したが、お祖母ちゃんには爆笑でした。幽霊屋敷は余韻のある物語でした。2014/03/14
くさてる
27
古今東西の有名な怪談、怪奇作品の題名のみを拝借した、奔放な霊能力者の姉と生真面目で美少年な弟の連作短篇集。コメディとシリアスの絶妙なバランスがとても高橋先生らしく、読んでいてニコニコしてしまう。「きみはほんとうはとってもかわいい女の子のはず」という台詞は大好きだったので、もう一度出会うことが出来て嬉しかった。良かったです。2015/04/11
青龍
21
Kindle(読み放題)にて。この作家さん、学生時代(30年以上前だ!)に結構読んだので、懐かしくなった。当時よりダークさが薄くなり、絵柄も柔らかくなったけど、独特の雰囲気はそのままでした。夢幻紳士を読み返したくなったわ。2017/06/10
澤水月
21
猿の手とか夢十夜など知られた怪奇譚モチーフに官能むんむん。耳なし芳一で呪文姉に書かれ「そこも…?」(頬ぽ)とかエロすぎ身悶え! セルフパロディもあるけど新たに描き続けておいでなのだなぁ。幽霊屋敷の哀感溢れる展開が好き。エロもすこし多くても(笑)2015/04/09




