内容説明
婚活はとにかくやればよいというわけではなく、正しくやらなければ毎回玉砕する。また、いきなりやれと言われても難しく、誰も細かい方法までは教えてくれない。本書は、160回以上のお見合いパーティーに参加してきた著者が「どんな人物が集まるのか」「どんなタイプがモテるのか」「なぜ売れ残るのか」を探り、婚活における人間観察を辛口&ユーモラスに描く体験記である。
目次
第1章 「お見合いパーティー」
第2章 「結婚相談所」
第3章 「インターネット結婚仲介サイト」
第4章 「恐怖の婚活妖怪」
第5章 「独白」
第6章 「婚活特別レクチャー」
著者等紹介
樋口康彦[ヒグチヤスヒコ]
1965年12月11日、大阪府東大阪市生まれ。関西大学社会学部卒、同校大学院社会学研究科博士課程修了。兵庫県長寿社会研究機構家庭問題研究所主任研究員、医療系専門学校医療福祉心理科学科長などを経て、現在は富山国際大学国際教養学部専任講師。専門は教育社会心理学。人間の達成意欲について多方面から研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tubaki
3
興味本位で手にとった本。偏見のある方なのか、この姿が現代社会の平均的日本男性の考え方なのか。そうじゃあないと思うし、そう願いたいのだが。それにしても、婚活に成功していないのに「婚活ワンポイントアドバイス」の項目があるのは何故?2011/07/09
ashigaru99
3
とっても利己的。汚い本音がいっぱい!自分に甘く他人に厳しく。そこが面白かったりもするけどあまりに情がなくてちょっとなあ…と思ったりも。相手が自分に対して失礼な振る舞いをしたと怒ってるが半分取材で婚活している著者こそ相手に失礼だと思う。2011/01/08
銀木犀
3
婚活パーティーとか全く興味がなかったけど、この本の醜悪な描写を見ていたら怖いもの見たさで一度行きたくなった。婚活もライターとしても本名で活動し、そのせいで女性から断られることもあるという捨て身の根性はすばらしい。著者の別の本も読んだことがあるけど、この著者は他人をシビアな目で見ることはできるのに、自分には激甘。それが自覚できないとバランスのとれたよい結婚相手は見つからないと思う。でも無理かなあ。この異様な自己評価の高さ、程度は違えど誰にでもある話なので気をつけようと思う。2010/03/29
ひらり庵
1
ネット書店で購入。1週間程度で読了。筆者は、この本を書くことで「婚活天使」と縁が切れたが、知名度を手に入れた。うらやましい限り。キャラ小説としても優れている。2010/02/19
yamatenodolphine
0
http://84225797.at.webry.info/200910/article_14.html2009/10/11