内容説明
生活の場、仕事の場、レジャー施設など、普段何気なく利用している建築物そのものを歴史、構造、そして未来と、あらゆる面からすっきり理解する一冊。
目次
第1章 建築の歴史を知る(縄文時代初期に竪穴式住居への定住が始まる集落を形成する;床を地面よりも高くすることで穀物や宝物を湿気から守る ほか)
第2章 建築の構造を知る(建築物に作用する鉛直荷重と水平荷重;鉛直荷重を圧縮力に変換するアーチ構造 ほか)
第3章 住宅の空間と設備を知る(空間の形を知る基本は平面図と断面図;わが国で古くから使われてきた畳数による広さの表現 ほか)
第4章 材料と仕上げを知る(同じ原木から得られる柾目と板目の違い;工業化された木材のエンジニアリングウッド ほか)
第5章 住宅を造る職能と法律、そしてこれからを知る(木造建築士、二級建築士と一級建築士;業として設計・監理を行なう建築士事務所 ほか)
著者等紹介
小見康夫[オミヤスオ]
武蔵工業大学工学部建築学科・准教授。東京大学大学院博士課程修了。博士(工学)。住宅メーカーに勤務後、設計事務所設立などを経て、現職に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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