内容説明
新進気鋭の華道家が語る、毎日を美しく生きるヒント集。
目次
第1章 冬の章―美しく花ひらくための準備期間(南天―「あるがまま」が美しいとは限らない;若松―自分を律する ほか)
第2章 春の章―素直に美しさを表現できる季節(梅―美しさとは、自分らしさの表現である;藤―自分なりの養生法 ほか)
第3章 夏の章―過酷な暑さに負けずたくましく咲き誇る(山紫陽花―自分の「色」を深める;杜若―我を通すのでなく、芯を通す ほか)
第4章 秋の章―次の一年に向かって有終の美を飾る(七竈―逆境でもあきらめない;山帰来―上質な世界に触れる ほか)
著者等紹介
笹岡隆甫[ササオカリュウホ]
華道「未生流笹岡(みしょうりゅうささおか)」次期家元。1974年京都生まれ。京都大学大学院修士課程修了。3歳より祖父である当代家元笹岡勲甫の指導を受ける。現在は狂言やミュージカルの舞台を「いけばなパフォーマンス」でいけ上げるなど、舞台芸術としてのいけばなの可能性も追求。「平成教育委員会」で最優秀生徒賞を獲得するなど、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどでも、いけばなの普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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メガネ
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以前、会社のイベントで華道を教えていただいた未生流笹岡次期家元・笹岡隆甫氏が書いた一冊です。タイトルにもあるように、華道で使用される100の花の紹介と共に、本来女性が持っている美しさを引き立てる方法について触れています。そう、これは女性に向けて書かれた本なのです。またこの本を読む中で華道とはいったいどのようなものなのか、も少しは理解できるようになると思います。キーワードは「本質」。その花が持っている本質的な美しさは何なのか。そして、自分自身が持っている本質的な美しさはどこにあるのか。2013/10/16
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