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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
71
続けて2巻へ。清掃以外にも開かずの金庫の中身を取り出したり、復旧工事まで請け負う仕事の幅に驚きを感じつつ、虫との攻防や不思議な体験、ゴミ屋敷に住むミステリアスな老婦人のエピソードに惹き込まれてしまいます。謎を残した第2巻、またまた面白かったです。2020/11/14
ネギっ子gen
43
綺麗になった部屋の数だけ、物語がある――。2巻目。【特殊清掃の費用は誰が払う?】ケースによっては、多額の金(時には50万円ほど)が支払われる。病死された方が、マンション・アパート住まいの方の場合、その費用は誰が出すのか? 正解は、大家さん。身内の方ではありません。厳密に言うと、<自殺と違い病死は「自然死」扱いになる。その場合のリフォームや清掃費を入居者の親族から回収する義務は生じない/過去の裁判例でも、自然死の損害賠償は認められていない>。※国土交通省住宅局「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」より⇒2021/10/20
ニッポニア
39
壮絶な現場。伝えてくれてありがとう。以下メモ。体液が染みた浴室は、ユニット部分を取り払い、木を鉋で削る、金庫の中に置いてあるというおじいちゃんの宝物は、子供の書いた手紙、絵。某自殺本、確実に自殺する人が存在する、いいのか悪いのか、判断できないところ。コロナへの恐怖、一番怖いのは感染した人への差別や偏見。2025/03/10
kazitu
30
虫が匂いが…。想像を絶する。 特殊清掃の山田さん、本当に尊敬します。☺2025/01/07
山猫
24
弟さんが特殊清掃業に志願してきたが「向き不向きがあるから」と言って勧めもとどめもしない兄。これが正しい誠実さなんだろうな。だから、この仕事に就いてから、会社員の時より寂しくなくなったと言ってくれる奥さんと巡り逢えて本当によかった。ゴミ屋敷も汚部屋も主が生きているからこそ発生するんだよね。死んでしまったら事故物件でしかない。自殺ではなく事故死だった男性、成仏できてよかった。山田さんには、亡くなった人も遺された人も幸せになるお手伝いをされていると胸を張って欲しい。2020/10/17