内容説明
何でも飲みこむ食いしん坊。世界が認めたブサイク生物ナンバーワン!メンダコの座を狙う!?深海の次世代アイドル。幻想的な虹色のイルミネーション。巨大ノコギリで獲物を一発KO…深海水族館館長・石垣幸二が解説する。全60種類の生き物をユニークな視点で紹介!
目次
200m以深の生きものたち(ナガタチカマス;クボエビ;ウミホウズキチョウチン ほか)
500m以深の生きものたち(アカツノチュウコシオリエビ;アカドンコ;ムラサキカムリクラゲ ほか)
1000m以深の生きものたち(シギウナギ;ミズウオ;シロウニ ほか)
著者等紹介
石垣幸二[イシガキコウジ]
沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアム館長。1967年静岡県下田市生まれ。2000年に有限会社ブルーコーナーを設立。世界各国の水族館、博物館、大学に希少な海洋生物を納入。その手腕から「海の手配師」と呼ばれ、ドキュメンタリー番組にも取り上げられた。2011年に沼津港深海水族館の館長に就任。深海生物への造詣の深さから、テレビ、雑誌、ラジオなど多くのメディアで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ホークス
31
写真がキレイで質感がよく分かる。ゴマフイカは大きな左眼で上を、小さな右眼で下を見ながら泳ぐ。どんな風に見えてるんだろう。ホンフサアンコウは額にあるアンコウ特有の誘引突起が短く退化しつつある。進化は続いているんだな。オロシザメの鎌状に曲がった背鰭は何の役に立つんだろう。ピカソが描いた様なカガミダイの歪んだ顔。ギーガーがデザインした様なタコクモヒトデ。ノコギリザメには意外な機能美がある。シギウナギやアバチャンはボッスの絵の魔物みたい。深海の者共は想像を超える。沼津港深海水族館に行ってよく見たい。2019/11/03
ぴんく
13
まあ、ほぼ図鑑なので読んだというよりはまずは最初から最後まで、眺めたというか(笑)次は付属のDVD観て、また随時本文読んでいろいろ生物覚えて、ってところかな。入門編としては最適な本でした。2020/07/05
✿yoko✿
11
深海生物は奇想天外でワクワクします!インパクト大だったのは顔はサンマみたいなのに体は開きでしかも透明な「レプトケファルス」名前が面白いのは「フジヤマカシパン」実際に見てみたいのは5~8mで立ち泳ぎしている「リュウグウノツカイ」2016/03/17
風の谷のふぅさん
2
奇妙で楽しい生き物と同時購入。名前からは想像もつかない、色や形の生き物が目白押し。表紙のセンベイダコちゃんが可愛かったです。フルカラーで難しい単語にはルビがあるので、中学年ぐらいからは1人で読めるかな?2015/12/25